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米中貿易交渉の楽観論が一時的に後退
・ダウ平均 25,985(-72)
・S&P500 2,792.3(-1.5)
・ナスダック 7,554.5(+5.2)
27日はダウ平均は72ドル安となったものの
ナスダック指数は+5.2ポイントとなりまちまちの展開。
米中貿易交渉について通商代表部の
ライトハザード代表が、楽観論を牽制する発言があり
金融市場は楽観論が後退。
貿易の金額面ではなく制度面での交渉が難航している模様です。
ただし前日より続くFRBパウエル議長の議会証言で
資産縮小政策の早期停止が示唆され、市場は好感。
結果的に各指標はまちまちの値動きとなりました。
それでもダウ平均採用銘柄の上昇率では
1位ボーイング(+2.03%)
2位キャタピラー(+1.16%)
と貿易摩擦銘柄が上昇率のトップ2に登場。
引き続き貿易摩擦銘柄が市場の
テーマとなっています。
周辺市場では55ドル台に落ちていた原油価格(WTI)が急騰し
一時58ドル台に突入し高値を更新。
再び高値更新となり再上昇に向けた
準備が整う形となりました。
本日より米朝首脳会談が行われていますが
市場のテーマとしては登場しておらず
やはり、米中貿易交渉の行方が注目されています。
引き続き米中貿易交渉の行方を中心に
報道などにも注目しながら
各市場をフォローしたいと思います。
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