相場のボックス相場に戻る
相場の動きには、一定のパターンがあります。
大きく分けて
・上昇相場
・下降相場
・ボックス相場
の3つのパターンに分けられます。
3つに分かれてしまうと思えば簡単なのですが
過去の相場の動きを見ていると
ほとんどの場合は、ボックス相場に分類される事が多いです。
一昨年は、アベノミクス相場で、上昇相場がありましたが
こうした動きは、むしろ希です。
ずっと上がり続ける株価ということは考えられないので
必ず天井があると考えるのが自然です。
となると、経済的な環境の変化で
一定のレベルまでは、株価が上昇していく可能性がありますが
その後は伸びが止まってしまいます。
そうなると、その後に待っているのはボックス相場です。
株価の動きは、経済の結果に見合った動きをします。
株も為替も、一定のレンジの中で動いている方が多く
多くはボックス圏に戻ってきます。
これがパターン的には、一番多い動きです。
ところが、人間の心理は不思議なもので
相場が上昇し始めると、今乗っからないと!という気持ちになります。
相場が急落しはじめると、まずい!という気持ちになります。
上昇するものは、あとで下落しますし
下落してものは、あとで戻してきます。
でも、人間の心理として、相場の動きに振り回されて
ボックス相場の動きあることを忘れてしまいます。
ボックス相場であることを前提に考えるのであれば
高いところでは、売り。
安くなったところでは、買い
というのが
原則的な投資のスタンスになるはずですが
人間の心理に従うと、何故かこうならないから冷静に考えると不思議なものです。
相場の動きは、基本上下のレンジがあるボックスであると思って
投資を組み立てて行けば、確率的にはアップします。
サヤ取りも、黄金ペアのような動きは
まさにボックスの天井、底を見極めて仕掛けるもので
ボックス相場への回帰を狙うという意味では同じです。
ボックス相場に戻るという意識は、大事なのではないでしょうかね。
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