利益を求めないビジネスモデル
ここ最近、ツイッターの身売りの話が
出てきては消えており、市場の感心をさらっています。
結局、身売り先は見つかっておらず
どうなるのかは、全くの不透明です。
ところで、最近は利益を挙げて儲けるビジネスではなく
金銭的な面だけで考えると、良く理解ができないような
ビジネスモデルが、大きく成長する傾向になります。
特にIT関連のところでは非常に多いのですが
昔から言われているのはアマゾンなどもそうです。
会社単体としての決算を見ると
アマゾンは赤字続きです。
ツイッターも、ずっと赤字です。
でも、みんなが使うシステムになっており
本当に多数のユーザーがいます。
企業としては、全く収益化できてなかったとしても
多数のユーザーを持つことで、潜在的な可能性を秘めており
それが企業価値につながるというビジネスモデルです。
こういうビジネスモデルは、かなり増えています。
とにかく、最初は赤字覚悟で、とにかくマーケットシェアや
ユーザー数を増やしていく。
ユーザー数が増えれば、損益は赤字だとしても
会社の価値としてあがっていくというモデルになります。
このモデルの場合は、ほとんどの場合
上場しないと、本当の会社の価値が見えにくいので
上場をして企業価値をつけることが多いです。
こういうビジネスモデルの場合は
とにかく投資が非常に大事になってきます。
だって、赤字になることが分かっている
しかも大幅な赤字を覚悟してのビジネスなので
相応の資本を持っていないのと、企業が存続できません。
ユーザー数を増やす前に、会社が倒産してしまっては
全く意味がないのです。
だから、多くの資本を入れたり、増資したりしながら
企業の存続をはかっていきます。
報われるのは、株式に価値が付いて、投資として回収できる時です。
資本主義らしい、投資を最大限活かした
近代のビジネスモデルなのではないかと思います。
※投資コラムは、柿田の経験に基づき、サヤ取りだけに限らず
様々な投資や事業を通じての気付きをご紹介していきます。
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