スカイマーク上場廃止 100%減資か?
2月の最終営業日となりましたが
スカイマークが、ついに上場廃止となりました。
民事再生法を申請した会社は
上場廃止が決まり、株式の上場が取り消されますが
このときに起こるのが、マネーゲームです。
最終取引となったスカイマークも
マネーゲームの様相となりました。
27日の最終終値は、14円での引けとなっていますが
上場廃止にもかかわらず、1円や値付かずではなくて
14円という株価がついて終わっています。
上場廃止で、株価がついて取引を終えることは
珍しい事であると言えます。
上場廃止時のマネーゲームは、昔からあるもので
スカイマークの場合は、実際14円で取引を終えていますが
上場廃止=株価の価値がなくなる
ということは、一致しないことが、マネーゲームの要因です。
特に、スカイマークの場合は、多くの支援企業が名乗りを上げており
再建にあたって、スポンサーが付く可能性があります。
問題は、スポンサーが決まった時に
既存の株式を100%減資するかどうかということです。
100%減資するというこは、既存の株式を一旦紙くずにして
新たな資本を受け入れるということになります。
仮に1%でも既存の資本が残ることになると
株式としては無価値にはならず、価値を持ち続けます。
上場廃止にも関わらず、株価が14円で取引を終えたのは
100%減資にならないという思惑から
大ばくちを打っているものと思われます。
確率的に考えると、100%減資される可能性の方が極めて高く
ギャンブル的な要因が強いと言えます。
まあ、こういう投資には手を出さないが鉄則です。
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