GDPショックから急回復
18日の日本市場は、大幅反発となりました。
日経平均株価の終値は、370円高の17,344円と
大幅に反発して、昨日の下落の相当分を帳消しにしています。
昨日は、予想外に悪かったGDP速報値という材料がありましたが
あれだけの悪材料だったにも関わらず、非常に戻りが早いです。
思ったより反発力が強い印象です。
もっとも、アベノミクス相場の急落時には、良く見られた現象で
普通は急落すると、かなり尾を引きずるのですが
V字回復することが多いのが特徴でもあります。
為替相場が、1ドル116円台半ばくらいでの取引となり
昨日よりも円安に推移したことが、相場にもプラスの影響を与え
安定して動きを見せていると思われます。
トヨタ、ソニー、パナソニックなどの大型株が
年初来高値を更新してくるなど、昨日のGDP悪材料の中でも
輸出企業を中心として、市場は非常に底堅いです。
今日の夕方に消費税増税の見送り、解散の発表後
やや為替は円高に、日経先物も少し売られていますが
それほど、大きな市場の変化は見られません。