期末最終売買日 1年で2448円の下落
31日の日本市場は、3日続落となりました。
日経平均株価の終値は、120円安の16,758円となっています。
アメリカ市場が、引き続き上昇する中で
序盤は買いが先行して、一時は17,000円を回復しました。
しかし、後場は先物主導で売られる展開になっています。
今週は、やや先物の仕掛け売りが見られており
来週はSQがありますので、やや荒れそうな予感もします。
アメリカ市場が堅調なのは、利上げ観測が後退しているからで
こうなると、為替がドル安円高に振れやすくなります。
この点も、トレンド的に日本株が上がりにくい状況のひとつです。
為替が、継続的に円高に動いていく様子が出てくると
来週は一波乱ありそうな雰囲気があります。
今日は、期末最終売買日となりましたが
目立ったドレッシング買いも見られず
1年を通じての株価で見ると、2448円の下落となりました。
アベノミクスも一旦の収束を見る1年の値動きとなりました。
個別株では、東芝が大幅高となっています。
白物家電を中国の美的集団に売却することが合意され
特別利益を計上することが好感されています。
同じ売却でも、事業を切り売りして特別利益を形状できる東芝と
シャープとでは、内容的には大きな違いがあります。