EU離脱懸念 582円安
13日の日本市場は、大幅続落となりました。
日経平均株価の終値は、582円安の16,019円となっています。
一時は、16,000円を割り込んでおり、大幅な下落になっています。
英国のEU離脱が材料視されたことと
リスクヘッジの面から、円が買われたことで
株価は大きくマイナスへと動いています。
ドル円相場は、一時105円台まで円高が進んでおり
売りを加速させる流れになっています。
個人的には、これまでの株価の動きが底堅かったことから
EU離脱を材料とした、仕掛け的な売りとみており
16,000円を大きく割り込んでいくほどの事になるかを
見守ろうと思っています。
大きく割ってくるようだと、戻りが鈍くなりそうです。
10年ものの日本国債が、過去最低のマイナス金利をつけており
マイナス金利であるにも関わらず、マーケットでは買われています。
EU離脱という懸念もあり、リスク回避的に
日本の円や国債が買われている構図がうかがえます。
また、先ほどフィッチレーティングが日本国債の格付けを
安定的からネガティブに変更していません。
レーティングの変更そのものはありませんでしたが
ネガティブとなったことで、格下げの可能性も否定できません。