鉄鋼株・素材株が日経平均の下げを主導し17,000円割れ
10月12日(水)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 16,840円(-184円)
・TOPIX 1,342ポイント(-14ポイント)
・東証1部出来高 17億1562万株
・同売買代金 1兆8761億円
・同値上がり326銘柄、値下がり1,562銘柄、変わらず96銘柄
12日の日本市場は急落した米国株式市場の流れを受けて、
日経平均は184円の下落。
昨日17,000円台を回復したものの、
わずか1日で17,000円割れという結果に。。。
日経平均の下落寄与度で見ると、
鉄鋼株は4位JFE-HD(-5.16%)、8位新日鉄住金(-3.52%)、
9位神戸製鋼(-3.33%)。
素材株は1位東洋亜鉛(-5.51)、5位SUMCO(-4.19%)、
6位DOWA-HD(-3.87%)。
鉄鋼株及び素材株が、株価の下げを先導した形となりました。
しかし12日の時点では、日経平均もドル円も先週の水準を維持。
為替市場が、円安傾向を維持している間は
本日の下落は一時的なものとなる可能性もあります。
大きな指標発表等が無い中では、本日同様、
米国株の方向に注目が集まりやすくなります。
決算発表を迎えている米国株の行方に、
日本市場も大きく左右されると予想されるため、
これまで以上に米国株の行方に注目する必要があるでしょう。
2016年10月12日