円高が進んだ中でも日経平均20,000円を維持
6月5日(月)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 20,170円(-6)
・TOPIX 1,609.9ポイント(-2.2)
・東証1部出来高 16億4811万株
・同売買代金 2兆3784億円
・同値上がり829銘柄、値下がり1070銘柄、変わらず118銘柄
5日は日経平均で6円と僅かながらの下落となり
3営業日ぶりの下落となりましたが
日経平均20,000円は維持。
2日の晩に発表された雇用統計の結果は
アメリカ市場には影響なかったものの、為替市場では
ドル安となり、ドル円は111円台半ばから110円台半ばに
まで下落し円高が進みました。
雇用統計を機に進んだ円高により
株式市場は頭を抑えられた格好となり
若干ながらの下落となりました。
しかし円高を背景にしながらも、株価は大きくは
下げておらず、また後場は多くの時間が前日比でプラスで
推移しており、地合い自体は決して悪くありません。
この為替水準で、この株価は強いです!
今後は日経平均20,000円の値固めができるかどうかがポイント。
値固めのためにレンジ相場が継続し
その後、再度の上昇がベストシナリオとなりますが
雇用統計の週に相場が天井を付けることもあるので
楽観視は禁物。
ドル円と日経平均に乖離が生じた形となっており
ドル円の方向に充分注意しながら、今週の株式市場の
行方を探っていきたいと思います。