コーン氏辞任による混乱で反転は1日止まり
・日経平均株価 21,252円(-165)
・TOPIX 1,703.9ポイント(-12.3)
・東証1部出来高 14億6744万株
・同売買代金 2兆7361億円
・同値上がり617銘柄、値下がり1368銘柄、変わらず85銘柄
7日の日経平均は165円安となり、昨日の反転は1日で終わることに。
NY市場の終了後にトランプ政権の経済運営の要である
コーンNEC議長が辞任を表明。
コーン氏の辞任表明を受け、リスク回避で円が買われ
ドル/円が下落する中、日本市場の取引が開始されました。
コーン氏辞任の報に金融市場は右往左往し
日経平均は前日比マイナスで寄り付いたものの
前場は一時的に前日比プラス水準となる時間帯も。
しかし後場に入り、市場が落ち着きを見せると徐々に値を下げ
最終的に165円安で取引を終了しました。
日経平均の採用銘柄では下落率1位に
神戸製鋼(-7.39%)が登場。
昨年からの不祥事に、社長が辞任を表明し
改めて株が売られることになりました。
売買代金が2兆円台と少ないため
個別株の事情で株価が大きく動く状況となっています。
貿易摩擦問題に、コーン氏の辞任と
日本市場が影響を受ける米国市場からは
あまり良いニュースが聞こえてきません。
今週は雇用統計週でもあり
今週一杯は我慢が続く可能性があるため
焦らず状況をフォローしたいと思います。