日経平均が一時500円を超える上昇を見せる
・日経平均株価 21,469円(+101)
・TOPIX 1,715.4ポイント(+5.5)
・東証1部出来高 17億5048万株
・同売買代金 3兆5584億円
・同値上がり1097銘柄、値下がり886銘柄、変わらず86銘柄
9日の日経平均は101円の値上がりとなり続伸。
昨日の米国市場は3指数揃っての上昇を見せており
貿易摩擦問題への懸念も薄らぎ、投資家のムードは改善。
また場中には米朝首脳会談が4月に開催されると報じられ
市場は久しぶりの楽観ムードに包まれました。
その結果、日経平均は一時500円を上回る上昇を見せることに。
しかしながらSQ算出の金曜日と言うこともあり
不安定な値動きを見せ、買いの一巡後は一気に株価が下落し
最終的には101円高で取引を終えています。
投資家は株価の急激な上下に振り回される形となりました。
株価は乱高下しましたが、為替市場ではドル/円が
前場に107円手前にまで上昇。
その後は株価同様値を戻したものの106円台半ばで踏みとどまり
2月下旬以来の円安水準に位置することになりました。
ファンダメンタル要因に振り回されている株式市場ですが
今晩は米雇用統計の発表があります。
雇用統計を境に相場の流れが変わるケースもあるため
週明けからのトレンドの方向には充分注意したいと思います。