昨日の約500円の上昇を取り崩す値動き
・日経平均株価 22,204(-151)
・TOPIX 1,698.0ポイント(-12)
・東証1部出来高 12億4476万株
・同売買代金 2兆402億円
・同値上がり422銘柄、値下がり1618銘柄、変わらず64銘柄
15日の日経平均は151円安となり反落、昨日は
売買代金の少ない中で約500円の上昇を見せており
さすがに連騰するパワーは残されていないようでした。
夏休み本番の本日は昨日同様売買代金が
約2兆円であり、閑散とした取引に。
昨日は閑散とした取引の中で
トルコリラ急落が一服しスルスルと株価が上昇しましたが
本日は株価を動かす材料もない中で昨日の急騰を取り崩す展開。
またトルコが米国製品に対して追加関税の方針と
伝わると、市場は再びトルコ問題に警戒を
抱くスタンスとなりました。
為替市場ではドル/円が昨日の上昇分を維持しつつ、若干の上昇。
ドル/円は13日の110円割れ目前の後
ドルインデックスの上昇を背景に上昇を続けています。
昨日の急騰後の戻り的な下落のため
下落幅自体は問題はありません。
ただし後場後半にトルコ政府は正式に
米国に対する追加関税リストを発表しており
トルコ問題が再度大きくなる可能性があります。
売買代金は今週一杯低調な水準が続くと予想されますが
トルコ問題を契機として荒っぽい値動きが続く
可能性があるので、注意したいと思います。