ECB理事会 資産買入示さず失望売り
2日のアメリカ市場は、ほぼ横ばいとなりました。
ダウ平均の終値は、2ドル安の16,801ドルとなっています。
ここのところ、下げ幅が大きくなっていた相場ですが
一時は大幅安になる場面もありましたが
引けにかけて、かなり戻しています。
欧州でECBの理事会がありましたが
市場が期待していた、資産買入のプログラムについて
特に詳細が示されなかった事で、失望感が生まれました。
これを受けて、欧州市場が軒並み安となる中で
アメリカ市場も大きく売られましたが
エネルギー関連株に、やや戻りが見られて、下げが限定的となりました。
アメリカの経済指標そのものは、引き続く強く
今晩は雇用統計の発表がありますが
先行する新規失業保険申請件数は、市場予想よりも減っており
労働市場が引き続き良い方向に向かっています。
アメリカそのもののファンダメンタルは悪くありませんが
やや周りに引きずられて、市場が不安定になっているようです。
今晩の雇用統計が、今週の大きなイベントになりますね。