6月末期限過ぎ IMFへの返済はされず
30日のアメリカ市場は、反発となりました。
ダウ平均の終値は、23ドル高の17,619ドルとなっています。
6月末の期限が近づき、ギリシャ情勢が注目されましたが
結局、日本時間の1日早朝に、期限を迎えましたが
IMFへの返済は実施されず、ECBの支援プログラムも終了となりました。
ぎりぎりまで、様々な情報が飛び交っていましたが
6月末という期限には間に合わなかったようです。
ただ、交渉は現在も続けられており
IMFとしても、6月末の期限を過ぎても即デフォルトではなく
単なる返済の遅延だとしています。
民間への国債償還とだかとデフォルトになりますが
IMFという資金の性質からも、遅延という考えのようです。
相場としては、ギリシャ協議がまとまるという楽観的な見方から
プラスでの動きとなっていました。
若干、上昇幅が落ち着いた所はありますが、プラス引けです。
ギリシャが、融資団の支援条件を相当数のんだと報じられており
今日にも改めて、新しい条件が協議されることになっています。
土壇場で決まる可能性も出てきました。
ただ、ギリシャは債務削減や
支援プログラム延長や新規救済融資など
新たに交渉の条件を追加している模様で
どうなるのかは、依然として流動的です。
ギリシャの国民投票もやるのか、まだ良く分かりませんが
今週は、ギリギリまで、色々な事がありそうな感じです。