国民投票待ち ADP雇用回復で経済良好
1日のアメリカ市場は、続伸となりました。
ダウ平均の終値は、138ドル高の17,757ドルとなっています。
ギリシャ情勢は、相変わらず膠着状態となっており
6月末の期限を過ぎた後も、あまり進展はありません。
債権団の電話協議がありましたが短時間で終了し
ギリシャの国民投票の結果が出るまでは
何もアクションを取らないことで一致しました。
ギリシャ支援への妥結への期待は縮小してきていますが
株価としては、堅調な戻りを見せています。
日本に限らず、このあたりが不思議な動きです。
今週金曜日には、雇用統計の発表が控えていますが
ADP民間雇用報告では、予想よりも強い雇用が確認され
雇用統計の数字にも、大いに期待がかかります。
ギリシャ情勢は、週明けまで動かなそうですが
アメリカ国内は、雇用をベースにした景気回復で
ファンダメンタルは良さそうです。
こうした関係から、ドル買い円安の動きになっており
一時は、ギリシャ情勢からの安全資産買いで
日本円回帰が進んでいましたが、ドル買いが優勢になっています。