雇用統計 市場予想届かず 失業率5.3%
2日アメリカ市場は、下落となりました。
ダウ平均の終値は、27ドル安の17,730ドルとなっています。
全く気が付いていなかったのですが
アメリカは金曜日は独立記念日で休日でした。
雇用統計が土曜日に発表されており、ちょっとビックリ。
その雇用統計の数字ですが、市場予想に若干届かず
失業率としては、5.3%へと減少しましたが
雇用者数の伸びが、やや止まった数字になっています。
市場としては、既に利上げ要素は折り込み済みで
むしろ力強い経済指標を臨む傾向にあるようです。
利上げ後も、景気が腰折れしないような力強さを
今のうちから確保しておきたいという意図になってきています。
ギリシャは週末に国民投票を控えていることもあり
相場としては、様子見の展開となっています。
ギリシャの選挙は、事前報道によると、賛成・反対はほぼ拮抗。
どちらになっても、僅差ではないかと見られています。
僅差でも民主主義なのでしょうが、微妙な感じはしますが。
ギリシャ情勢は、どちらの結果になっても前途多難で
すぐに改善に向かうかどうかは、全く分かりません。