雇用統計悪化 市場の見方分かれる
2日のアメリカ市場は、大幅高となりました。
ダウ平均の終値は、200ドル高の16,472ドルと
大幅な上昇となって引けています。
金曜日は、雇用統計の発表がありましたが
9月の数字は、市場予想の20万人増に対して
14万2000人増と、大幅に予想を下回る数字となりました。
また、8月の数字も下方修正されており
急速に雇用に対する状況が減速してきた数字になっています。
雇用統計の結果については、見方が分かれており
市場では、一時250ドル以上の大幅な下落となりましたが
売り一巡後は、年内の利上げが遠のいたとの見方から
急速に買い戻しの動きとなり、200ドル高での引けとなりました。
1日のボラティリティが、かなり高い動きになりました。
実際、FRBの動きを読むのは、相当困難になってきています。
今の状況だと、見通せないというのが正直なところでしょう。
思惑が分かれる分、市場での動きも、上下に派手に動きます。