金融株買い、ハイテク株売り
12月1日(木)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 19,191ドル(+68ドル)
・S&P500 2,191.0ポイント(-7.7ポイント)
・ナスダック 5,251.1ポイント(-72.5ポイント)
1日の米国市場はダウ平均は上昇したものの
ナスダックは大幅下落しました。
OPECの減産合意の翌日も原油価格(WTI)は
引き続き上昇し、節目の50ドルを突破し51ドル台に突入。
ただし石油株はそれ程の上昇を見せませんでしたが
代わりに上昇したのが金融株。
ダウ平均上昇率で見ると、
1位ゴールドマンサックス(+3.35%)
3位JPモルガンチェース(+2.02%)
となり金融株がダウ平均を牽引しました。
一方で、ハイテク株が売られる展開。
ダウ平均採用銘柄の下落率では
1位インテル(-2.71%)
4位マイクロソフト(-1.76%)
6位シスコシステムズ(-1.24%)
7位アップル(-0.93%)
となり、トランプ相場初期の頃のように
金融株買いに対しハイテク株売り、となりました。
今後再度トランプ相場入りするか、それともダマシとなるか
金曜の雇用統計、そして日曜のイタリアの国民投票の
結果を受けての相場次第となります。
本日の値動きのみを見て、今後の相場を判断するのは
時期尚早で、もう少し待つべきと考えます。