雇用統計の発表はあるも殆ど値動き無し
12月2日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 19,170ドル(-21ドル)
・S&P500 2,191.9ポイント(+0.8ポイント)
・ナスダック 5,255.6ポイント(+4.5ポイント)
2日の米国市場は殆ど動かず。
注目の雇用統計の発表があったものの、これまでトランプ相場で
充分に動いており、また日曜のイタリアの国民投票を控え
殆ど反応しませんでした。
雇用統計の内容は、平均時給が下落したものの
雇用者数の増加及び失業率の減少と、非常にポジティブな内容。
FRBとしては、利上げを見送る理由がない、と言える内容で
12月の利上げはほぼ決まり、とマーケットは認識することに。
来週からの相場のテーマは、FRBによる利上げが予想されます。
次回FOMCは12月13-14日で、金利の発表は12月14日(水)。
その場で、昨年の12月同様金利引き上げが発表される可能性大。
昨年は12月の金利引上げ後、ダウ平均は1月中旬まで約1ヶ月下落、
特に1月の下げがきつくなりました。
また為替もドル/円は大幅な円高に振れ、株式市場も為替市場も
金利引き上げの影響は注意が必要。
トランプ相場で米国株もドルも相当上昇している中
FOMCに向けて小動きとなるのか、それともFOMCを先取りするような
動きとなるか、今後注意して見守りたいと思います。
すでにかなり為替も株も動いているので
FOMCは織り込み済みになっているような気がします。