FOMC明けで小動きの中でも金融関連株は上昇
12月15日(木)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 19,852ドル(+59ドル)
・S&P500 2,262.0ポイント(+8.7ポイント)
・ナスダック 5,456.8ポイント(+20.1ポイント)
15日は3市場ともに小幅な上昇となりましたが
前日のFOMC発表後の下落は取り返せず。
2016年内最後の大イベントのFOMCでの
金利引き上げ翌日は静かな相場となりました。
大きな値動きの無い中で上昇を支えたのは
金利引き上げで収益拡大が予想される金融株。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では、
2位JPモルガンチェーズ(+1.50%)
3位ゴールドマンサックス(+1.28%)
4いアメリカン・エキスプレス(+1.17%)
となり、トランプ相場の主役と言うべき銘柄が
株式市場の上昇を先導しました。
ダウ平均20,000ドルを前に、足踏みをしている
アメリカ市場ですが、機関投資家は既に
2016年のトレードを実質的に終了しています。
実際来週より2週間休みを取る投資家も多くなっています。
よって更なる上昇があるとしても、2017年に入ってから
となる可能性が高くなっています。
営業日では2週間と1日を残す2016年ですが
現在の水準を維持しながらレンジ相場を形成するのか
それとも参加者が少ない中で一旦下落を開始するのか
と言う点に、今後は注目したいと思います。