アメリカ市場が停滞 ドイツ市場が最高値を更新
12月16日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 19,843ドル(-8ドル)
・S&P500 2,258.0ポイント(-3.9ポイント)
・ナスダック 5,437.1ポイント(-19.6イント)
16日は3指数揃って若干の下げ。
本日で2016年のトレードを終了させる投資家も多く
また金曜日でもあり、市場は小動き。
午前は若干の上昇を見せた株式市場ですが、午後に入り
中国が南シナ海の国際水域で米海軍の無人潜水機を接収との一報。
閑散相場の中で売り注文が入り、最終的に下落となり
1日の取引を終了しました。
これまでトランプ相場を牽引の金融株も、さすがに
プレイヤーが不在で下落。
ダウ平均採用銘柄の下落率で
2位ゴールドマンサックス(-2.06%)
3位ビザ(-1.69%)
5位JPモルガンチェース(-1.23%)
となり、相場の主人公の不在が下落率からも伺う
ことができます。
ただし値動きが停滞のアメリカ市場とは一転
ドイツ市場(GER30)は先週のレンジ相場のブレイク後
16日も高値を更新。
引き続き力強さを見せています。
ドイツ銀行が危ないなんてニュースがありましたが
最近は、すっかりそんな状況からは遠ざかっています。
来週、再来週は市場のプレイヤーが少なくなり、値動きの停滞
もしくは、極端な動きを見せることが予想されます。
簡単にトレンドが生じる環境ではないため
来週からは無理な取引をせず、英気を養うのが得策と考えます。