雇用統計及び規制緩和を受けダウ平均20,000ドル回復
2月3日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,071(+186ドル)
・S&P500 2,297.4(+16.5ポイント)
・ナスダック 5,666.7(+30.5ポイント)
3日は3指数ともに上昇、特にダウ平均は180ドル以上の
値上がりとなり、20,000ドルを回復。
当日発表された雇用統計でアメリカの労働市場の
拡大が再確認されたことが素直に評価されました。
ただし時給の上昇率の鈍化を受けて
為替市場ではドルの値動きが激しく上下しました。
またトランプ大統領が金融機関に対する規制をしていた
ドッド・フランク法の廃止に関する大統領令の署名を
行い金融株が買われる展開に。
ダウ平均採用銘柄の上昇率を見ると
1位ビザ(+4.59%)
2位ゴールドマン(+4.57%)
3位JPモルガン(+3.06%)
4位アメリカンエキスプレス(+2.00%)
となり、ベスト4を金融株が占める結果となりました。
雇用統計を受けて株式市場は上昇し
ダウ平均も20,000ドルを回復しており
2月の株式市場は幸先良いスタートを切ることができたと言えます。
今後はダウ平均20,000ドルを維持しながら、更なる
上昇に向けた値動きが加速することを期待しつつも
トランプ大統領のツイッターを始めとするリスクには
充分備えたいと思います。