雇用統計にて大幅上昇を達成しており小幅下落
2月6日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,052(-19ドル)
・S&P500 2,292.5(-4.8ポイント)
・ナスダック 5,663.5(-3.2ポイント)
6日は3指数揃って下落するものの小幅な値動きに
留まりました。
金曜の雇用統計後に大幅に上昇しており
週明け月曜は、相場を動かす材料もないため
若干の戻りの展開。
しかしながらダウ平均は20,000ドルを維持しています。
アメリカ市場で殆ど値動きが無いため、他市場を概観すると
興味深いのが金価格(XAU/USD)。
リスク指標としての機能を有する金価格ですが
その価格は1月下旬から上昇を続けており2月に入り
上方ブレイクを達成し、上げ足を速めています。
一方でアメリカ株はダウ平均20,000ドルを達成しており
リスク資産の金価格の上昇と株式市場の好調と言う
逆相関が生じています。
金価格の下落で株式市場との逆相関が解消の可能性も
ありますが、株式市場の下落での解消の可能性もある
ため、金価格の動向は今後注意が必要です。
またアメリカ市場に追随するかと思えたドイツ市場も
7日は大幅な下落を見せており、トランプ大統領の影が
対米貿易黒字国のドイツにも迫っています。
ダウ平均20,000ドルが株式市場強気のシンボル的な
存在となっており、今週も同水準の維持が可能か
注目したいと思います。