ハイテク株が買い戻し ナスダック指数が上昇
7月5日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 21,478ドル(-1)
・S&P500 2,432.5ポイント(+3.5)
・ナスダック 6,150.8(+40.7)
5日はダウ平均とS&P500がほぼ横ばいに対し
ナスダック指数が上昇し、売られ続けていたナスダック指数が
買い戻される展開となりました。
独立記念日明けの5日のアメリカ市場は
先週来売られ続けていたハイテク株が上昇。
また急騰していた原油価格(WTI)が
47ドル台から44ドル台まで一気に急落する事態も
発生の結果、原油関連株が売られる結果に。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
インテル、マイクロソフト、アップルが揃って
ベスト10入りしたのに対し、原油関連株では
シェブロン、エクソンモービルが揃って下落率
ランキングに登場しました。
また5日はFRBが6月FOMCの議事録を公開しました。
FOMC内でテーパリング(金融緩和縮小)について
激しい議論が行われたことが確認されましたが、市場への
影響は現段階では限定的であり、相場を動かす材料とは
なりませんでした。
今週は7日に雇用統計を控えているため
雇用統計に向けた値動きに注意したい所。
先週不調だったナスダック指数の回復力に
注意しながら市場の行方を見守りたいと思います。