大型株中心に3指数揃っての下落
3月14日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,758ドル(-248)
・S&P500 2,749.4ポイント(-15.8)
・ナスダック 7,496.8ポイント(-14.2)
14日は3指数揃っての下落、ダウ平均は248ドル安となり
3営業日続けての下落となりました。
貿易制限問題について、これまでカナダ、メキシコ対象とも
報じられていました。
しかしながら中国製品に対し高関税を課す措置を検討中
と報じられ、再び貿易戦争のイメージが頭をもたげ
株式市場は売りの方向へ。
中国との取引が多い大型株中心に売られた結果
ダウ平均は比較的大きな下げを見せました。
一方下落したとはいえ、これまで堅調なナスダック指数は
14.2ポイント安に留まっており、ダウ平均と
ナスダック指数の乖離は解消に至っていません。
ダウ平均採用銘柄では上昇銘柄が5銘柄のみ。
下落率では
1位ボーイング(-2.48%)
2位ダウデュポン(-2.24%)
3位コカコーラ(-1.77%)
と大型株が上位3位を占めました。
一方数少ない上昇銘柄の中には
インテルとシスコシステムズが入っており
ハイテク株の粘り強さが分かります。
2日続けてナスダック指数も下落しており
市場は上場モードから離れつつあります。
貿易制限問題が、再び市場の話題となり始めており
今後の行方を注意深く見守りたいと思います。