ダウ平均が戻りを見せるも全体的には凪状態
3月15日(木)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,873ドル(+115)
・S&P500 2,747.3ポイント(-2.1)
・ナスダック 7,481.7ポイント(-15.0)
15日はS&P500、ナスダック指数は小動きの中で
下落しましたが、ダウ平均は100ドル以上の上昇。
ダウ平均は3営業日で500ドル以上下落しており
一旦戻りを見せることになりました。
全般的には材料不足で、ダウ平均の上昇が
これまでの戻しと考えれば、他に株価が動く要因がない状態。
原油価格(WTI)、金価格、ドルインデックスの周辺市場も値動き無し。
値動きが無い、と言う点では株式市場と原油価格(WTI)の
相関は継続しています。
また海外市場のドイツ、イギリス市場も
2月に記録した安値水準でレンジ相場を形成しており
特筆すべき事項はありません。
ただしイギリスはロシアとのスパイ暗殺疑惑で
外交官を追放する等、今後外交問題が
クローズアップされる可能性があります。
このままの凪状態が長く続くとは思えませんが
次の値動きがどこから生じるか、まだ分からない状態です。
足元トランプ大統領及び貿易制限問題がリスク要因となっており
両者のニュースには引き続き注意したい所。
まずは本日戻しを入れたダウ平均が、
今後再び上昇トレンド入りすることができるかどうかに
注目したいと思います。