米国市場は独立記念日で休場
・ダウ平均 休場
・S&P500 休場
・ナスダック 休場
4日はアメリカの独立記念日で株式市場は休場。
アメリカ市場が休場のため、各周辺市場の状況を概観いたします。
先進国で最も下落しているのがドイツ市場であり
指数GER30は6月半ばより急落。
ただしGER30は昨年9月以降のレンジ相場にある中で
現状ではまだレンジ相場の半ばに位置しており
下落が決定的な状況ではありません。
イギリス市場も6月半ばより下落していますが
指数FTSE100は最高値を更新後の下落であり
依然として高値の水準にあり、上昇トレンドが
崩れた訳ではありません。
ただしイギリスはBrexitの進め方で揺れており
経済減速の指標も相次いでおり注意が必要です。
一方で堅調そのものなのは原油価格(WTI)。
OPEC明けの上昇で5月の最高値を更新し最高値水準をキープ。
2014年以来の高値水準にあり、更なる上昇を
目指すのか、一旦下落を見せるのか次の値動きが注目されます。
また金価格は4月半ば以降、下落が続きましたが
昨年12月の安値で一旦下げ止まりを見せた状態で
サポレジを形成して、値動きが停滞するかが注目されます。
足元は原油高も一息ついており
金融市場全体の値動きも落ち着いている状態です。
次の値動きがどの市場から生じて、各市場にどのような
影響を与えるのか注目したいと思います。