米中の追加関税発動と雇用統計を控える中での上昇
・ダウ平均 24,356ドル(+181)
・S&P500 2,736.6ポイント(+23.3)
・ナスダック 7,586.4ポイント(+83.7)
祝日明けの5日は3指数揃っての上昇。
3指数ともに祝日前の下落分を取り返す上昇となり
下落はひと段落した状態です。
米中貿易摩擦に関し、翌日に米中双方の追加関税発動が控えていますが
市場は祝日前の下落を一旦買い戻す動きとなりました。
ただし全体的には様子見ムードでの取引でした。
ダウ平均採用銘柄で見ると下落銘柄は3銘柄のみと
180ドル高ではあるものの、幅広い銘柄が上昇。
上昇銘柄でみると、上昇上位10社の中
5銘柄がヘルスケア関連となり、久しくなかった
銘柄群が株価の上昇を支えました。
また足元で高値更新を狙っていた原油価格(WTI)は
米国内の原油在庫増が発表されて下落。
73ドル台から71ドル台に一気に下落しました。
金融市場は米中の追加関税発動及び雇用統計が控える
明日の値動きに注目している状況です。
ただし足元VIX指数は低い水準で推移しており
またトランプ大統領も既に中国への追加関税発動を明言しており
市場は明日のイベントを織り込みつつあるとも言えます。
追加関税発動は日本時間の発表が予定されており
明日は寄り付きから値動きに注目したいと思います。