雇用統計を契機とする株価上昇
・ダウ平均 24,456ドル(+99)
・S&P500 2,759.8ポイント(+23.2)
・ナスダック 7,688.3ポイント(+101.9)
6日は3指数揃っての上昇、特にナスダック指数が
大きく上げ、100ポイントを超える上昇を見せました。
雇用統計が発表され、市場予想を上回る雇用者数が発表。
アメリカ経済の好調さの持続が確認され、株式市場は
買いの方向に傾くことになりました。
ただし米中貿易摩擦が依然として株式市場に
影を落としている状況に変化はありません。
ナスダック指数の大幅上昇もあり
特に買われたのはハイテク株。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
2位マイクロソフト(+1.40%)
3位アップル(+1.39%)
5位インテル(+1.22%)
とハイテク株が揃って上昇率上位にランクインしました。
株式市場は上昇しましたが、ドルインデックスが
雇用統計の発表を契機に下落が加速。
高値のレンジ相場を維持していますが、4日続けての陰線であり
レンジ相場下限まであと一歩の位置のため
今後注意を要する場面の到来が予想されます。
雇用統計は雇用者数は市場予想を上回りましたが
平均時給が伸び悩む等、一部では注意を要する部分も存在します。
雇用統計を契機に伸びた形の株価ですが
週明けも雇用統計を契機とする株価上昇が継続するのか
注目したいと思います。