米中貿易摩擦問題の激化を受けての下落に
・ダウ平均 24,700ドル(-219)
・S&P500 2,774.0ポイント(-19.8)
・ナスダック 7,716.6ポイント(-42.5)
11日は3指数揃っての下落、いずれの指数も
昨日の上昇分以上の下落に見舞われています。
昨日の取引終了後にトランプ政権から
中国に対し追加関税措置案が公表され金融市場は混乱。
東京、ロンドンを経てニューヨークにも影響が生じることになり
株式市場は下落することになりました。
ダウ平均は採用銘柄で上昇したのは6銘柄のみ。
下落率で見ると、1位は原油価格急落の影響から
シェブロン(-3.19%)。
2位キャタピラー(-3.18%)、4位ボーイング(-1.89%)と
米中貿易摩擦銘柄も下落しました。
また原油価格(WTI)が在庫の大幅減が明らかになり急落。
それまでの72ドル台から、一気に70ドルを割れました。
今後再び70ドル台に戻る事になるのか
回復力が注目されます。
決算発表を前に市場は企業業績拡大の期待感と
米中貿易摩擦問題に揺れている状態です。
本日下落したとはいえ
まだ先週末からの上昇のお釣りは残っています。
いずれにせよ決算発表シーズン入り後に
上下どちらの方向に相場は進むことになるのか
各企業の業績を米中貿易摩擦問題の状況とともに
冷静に見守りたいと思います。