トルコリラ急落が一服し3指数揃って上昇
・ダウ平均 25,299ドル(+112)
・S&P500 2,839.9ポイント(+18.0)
・ナスダック 7,870.8ポイント(+51.1)
14日は3指数揃っての上昇、ダウ平均は昨日の
下落分に若干届きませんでしたが、他の2指数は
昨日の下落以上の上昇となりました。
尚、ダウ平均の上昇は5営業日ぶり。
先週から続いたトルコリラの急落が一服。
市場も一旦戻しを入れるタイミングを探っており
昨日の戻しを入れるような形で3指数ともに上昇しました。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
金融株などトルコリラ急落を受けて下落の
銘柄の上昇が顕著。
ただしハイテク株は下落率1位にインテル(-0.68%)が
ランクインしており、まちまちの状況です。
直近で値動きのある周辺市場では
ドルインデックスが再び年初来高値を更新。
トルコリラ急落は一服したものの
ドルに資金が集まる流れが続いている状況です。
また金価格は昨日の下落後の値位置を維持しています。
トルコリラの下落が一息ついた状態ですが
ファンダメンタル的には何ら変化は生じていません。
トルコリラ急落の第二波があってもおかしくないため
本日の上昇のみで今後の金融市場を楽観視するのは危険です。
引き続きトルコ関連への警戒をしつつ
各市場をフォローしたいと思います。