米中貿易摩擦の緩和期待を背景にダウ平均大幅高
・ダウ平均 25,558ドル(+396)
・S&P500 2,840.6ポイント(+22.3)
・ナスダック 7,806.5ポイント(+32.4)
16日は3指数揃って上昇、特にダウ平均が約400ドル高と
大きな上昇を見せました。
1日の値動きとしては4月以来の上昇幅となりました。
米中貿易摩擦について中国側より8月下旬から
事務レベルの協議をスタートすると発表。
米国側も協議スタートを認めたため
米中貿易摩擦解消に向けた楽観論が台頭。
足元の相場を動かす材料不足の中での好材料であり
一気に株価が上昇する要因となりました。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
2位ボーイング(+4.29%)
3位キャタピラー(+3.21%)
と米中貿易摩擦銘柄の上昇が顕著。
全体的には下落銘柄は4銘柄のみとなり
全面高の展開に。
ただし半導体銘柄が不調で
下落率1位はインテル(-0.61%)。
好調な受注環境が継続していましたが
さすがにピークアウトの状況となりつつあり
市場は半導体銘柄に注意の目を向けつつあります。
株式市場が大きく動いたため、本日の周辺市場は
大きな値動きは生じておらず、今週の値動きとは
異なるパターンとなりました。
夏休みモードの市場もあと1日です。
本日の上昇の賞味期限がどの程度となるのか
注目したいと思います。