米中間選挙を控え米中貿易摩擦激化の方向へ
・ダウ平均 25,857ドル(-59)
・S&P500 2,877.1ポイント(+5.4)
・ナスダック 7,924.1ポイント(+21.6)
10日はダウ平均は59ドル安の一方で
ナスダック指数が21.6ポイント高となりました。
足元ではダウ平均が上昇の一方で
ナスダック指数が売られていましたが
本日は逆の値動きとなりました。
トランプ大統領が、中国からの全輸入品に対して
報復関税を課す準備があると発言。
既に政治の世界は中間選挙に向けて動き始めている中
今後米中貿易摩擦の着地点が見えない状況が続きます。
投資家は様子見スタンスを取りつつあります。
ダウ平均採用銘柄の下落率を見ると
2位ボーイング(-2.12%)と貿易摩擦銘柄の
下落とともに、金融(3位トラベラーズ)及び
ハイテク(4位アップル)と
幅広い銘柄が売られる結果となりました。
また米国市場が一進一退の中でイギリス及び
ドイツ市場は下落トレンド入りしています。
特にドイツ市場が下落しており、指標GER30は
3月の年初来安値水準手前まで下落。
安値水準に突入するか注目されます。
米中貿易摩擦の激化が各国の金融市場に影響を
与えつつあります。
引き続き各市場の状況に加え、米中貿易摩擦の行方に
注目したいと思います。