アップルの上昇がダウ平均の上昇を牽引
・ダウ平均 25,971ドル(+113)
・S&P500 2,887.8ポイント(+10.7)
・ナスダック 7,972.4ポイント(+48.3)
11日は3指数揃っての上昇、ダウ平均は100ドルを
超える上昇を見せ、また先週不調が続いた
ナスダック指数も続伸しました。
米中貿易摩擦で新しい材料が出ない中
米中貿易摩擦銘柄となっているボーイングが
8月までの受注実績を発表。
7月から大幅な受注の伸びを見せており
市場は素直に好感しました。
またアップルが翌日の新製品の発表を控え、期待感から上昇。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
1位アップル(+2.53%)
2位マイクロソフト(+1.70%)
4位エクソンモービル(+1.41%)
6位ボーイング(+0.99%)
となりました。
尚、アップルは単独でダウ平均を約37ドル押し上げ。
アップル相場の様相を呈することに。
またハリケーン接近やイラン産原油の輸出減少への懸念から
原油価格(WTI)が67ドル台半ばから69ドル台半ばまで一気に上昇。
そして原油(WTI)価格の上昇を背景に
原油関連株も買われました。
個別銘柄の上昇が株式市場全体の上昇を牽引する1日となり
市場全体としてのムードは、変化が生じている訳ではありません。
本状況が方向性を見出せない株式市場において
トレンド発生の契機となることを期待したいと思います。