米中貿易摩擦への過度な警戒感が和らぐ
・ダウ平均 25,998ドル(+27)
・S&P500 2,888.9ポイント(+1.0)
・ナスダック 7,954.2ポイント(-18.2)
12日はダウ平均が上昇の一方でナスダック指数が下落し
まちまちの展開。
米中貿易摩擦に関して、米中で閣僚級の会合の開催を
米側が提案していると報じられ
中間選挙前の貿易摩擦緩和を予期していなかった金融市場が
意外感に包まれることに。
株価上昇に対するインパクトは少ないものの
貿易摩擦に対する過度な警戒感が薄れることになりました。
一方で新製品を発表したアップルが材料出尽くしで
下落するなど、ハイテク株が不調。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
2位ボーイング(+2.39%)
3位キャタピラー(+1.58%)
となり貿易摩擦銘柄が上昇しました。
一方下落率では2位のアップル(-1.24%)以外では
4位JPモルガンチェース(-1.18%)
5位ゴールドマンサックス(-0.89%)
をはじめ金融株が売られました。
周辺市場では原油価格(WTI)が昨日同様上昇し
70ドル台を一時回復。
最終的に69ドル台に戻されましたが、70ドル到達で
一つの目標達成となりました。
原油市場を除くと株式市場、周辺市場ともに
方向性のない日々が続いています。
次の値動きの生じるタイミングを探りつつ
各市場をフォローしたいと思います。