トルコ中銀の予想外の利上げを背景に株価上昇
・ダウ平均 26,145ドル(+147)
・S&P500 2,904.1ポイント(+15.2)
・ナスダック 8,013.7ポイント(+59.4)
13日は3指数揃っての上昇となりました。
ダウ平均は8月下旬以来の26,000ドル回復となり
ナスダック指数も8,000ポイントを回復。
新興国経済への警戒感が強まる中で
トルコ中銀が予想以上の利上げを実施。
トルコリラの信頼回復の第一歩と捉えられ
トルコリラが急騰しました。
トルコリラ利上げにより、新興国の経済不安解消への
期待感が高まり、株式市場は買いムードとなりました。
またアップルが発表した新型iPhoneについて
アナリストの高評価が相次ぎ、アップル株が上昇し
ハイテク株の上昇を牽引することになりました。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
1位アップル(+2.42%)
4位インテル(+1.42%)
9位マイクロソフト(+1.07%)
とハイテク株が揃ってランクインしました。
周辺市場ではドルインデックスが大きく下落。
8月下旬からの上昇分を今週殆ど埋める下落が続いており
安値更新の可能性が生じています。
株価上昇に繋がりましたが、新興国経済の不安が
トルコの利上げで全て解決する訳ではありません。
本日の株価上昇は上昇として、引き続き新興国経済の
行方には注意したいと思います。