3指数揃って上昇するも昨日の下落はカバーできず
・ダウ平均 24,575(+171)
・S&P500 2,638.7(+5.8)
・ナスダック 7,025.7(+5.4)
23日は3指数揃っての上昇、ただしいずれの指数も
前日の下落を取り返すには至らず。
ナスダック指数は+5.4ポイントの上昇に留まりました。
政府機関の一部閉鎖が1ヶ月を超え、政府内からも
景気に対する影響を懸念する発言が生じるようになっています。
米国経済は良好に推移していますが、中国の景気減速に加えて
政府機関閉鎖のWパンチで今後景気後退に向かう可能性があります。
ただし政府機関閉鎖解消に向けた具体的な動きは
殆ど見られず、株式市場の重しとなっています。
ダウ平均採用銘柄の上昇率は
1位IBM(+8.46%)
2位ユナイテッドテクノロジーズ(+5.38%)
3位P&G(+4.87%)
となりいずれも好決算を発表した銘柄で
好決算が素直に株高に反応しています。
一方の下落率では
1位シェブロン(-0.85%)
2位エクソンモービル(-0.82%)
と昨日の原油価格(WTI)急落を受け
原油関連株が売られました。
尚、本日の原油価格は若干下落し52ドル台前半で
取引を終えています。
各指数が上昇したとはいえ、特にナスダックは
若干上昇したに過ぎません。
引き続き昨日の下落分を取り返して、上昇の継続が可能か
という点に注目したいと思います。