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世界市況

雇用統計弱く ダウ平均が5営業日続けて下落

・ダウ平均 25,450(-22)
・S&P500 2,743.0(-5.8)
・ナスダック 7,408.1(-13.3)

8日は小幅ながらも3指数揃っての下落、ダウ平均は
5営業日続けての下落となりました。

 
雇用統計の発表があり、内容的には市場予想を下回り
株式市場は売りで反応。

しかし政府機関一部閉鎖の影響が生じており
その影響を除けば巡航速度に近い数字であり
株式市場は小幅安に留まりました。

 
ダウ平均採用銘柄の下落率は

1位エクソンモービル(-1.43%)
2位ファイザー(-1.21%)
3位キャタピラー(-1.09%)

となり、原油、製薬、貿易摩擦と
幅広い銘柄が売られる展開となりました。

 
周辺市場では11月から続くレンジ相場の高値圏に
位置するドルインデックスが一旦下落。

ここから先、上昇して上方ブレイクとなるか
はね返されるのか、重要な局面が継続します。

また今週上昇が続いたVIX指数も下落し
4連騰で上昇は止まりました。

ただしVIX指数同様のリスク指標の金価格は
大きな上昇を見せており、リスク指標で相反する
値動きが見られました。

 
雇用統計週を株式市場の下落で終えることになりました。

金融市場に新しいトレンドが生じるのか
今週は単なる戻し相場にとどまるのか
前半の値動きにまずは注目したいと思います。

2019年3月11日
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