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Archive for 2017
市光工業(7244) vs プレス工業(7246)
2017年10月11日11日のサヤ取りデイトレですが
売り 7244 市光工業
買い 7246 プレス工業
を取り上げてみたいと思います。
市光工業が上昇しているのですが
そこを狙い目としてペアを選定してみています。
相手は、プレス工業を選択してみました。
市光工業の動きが、直近同じような相関性を見つけるのが難しく
良い動きのトレンドの中にあるので、正直微妙なところはありますが
ただ、10日の動きだけで、サヤは6%もありますので
狙ってみるには十分な動機になるかと思います。
寄り付きですが、かなり落ち着いた寄り付きでした。
最近多いのですが、寄った後に大きく動く。
今日も、まさにそんな動きになりました。
動きを牽引したのは、市光工業です。
上下に色々と動き、サヤとしても大きく変動。
一時は、サヤとして1.5%くらいのプラスにもなったのですが
10時くらいの時点では、1%弱のマイナスに。
動きは面白かったのですが、良いタイミングで撤退できず
約1%くらいのマイナスで終わっています。
まあ、決済タイミングは、決めたところでしかできないので
あくまで投資ルールに従うというのが大事です。
7営業日続けての上昇で15年6月以来の高値更新
2017年10月11日10月11日(水)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 20,881円(+57)
・TOPIX 1,696.8ポイント(+1.6)
・東証1部出来高 15億3158万株
・同売買代金 2兆3703億円
・同値上がり879銘柄、値下がり1045銘柄、変わらず106銘柄
11日は日経平均で57円高となり
7営業日続けての高値更新となりました。
本水準は15年6月以来の高値更新であり
1996年12月の20,943円に近い
20年10か月ぶりの高値水準となりました。
良く分からない強い上昇が続くのは、日本も同じです。
コロンブスデー明けの米国市場も好調であり日本市場を牽引。
為替市場においてドル/円が113円台から
112円台にレートを切り下げていますが
お構いなしに株価は上昇しました。
ムードとしては目指せ21,000円との状態です。
上昇ムードの中で、不祥事が発生の神戸製鋼は
2日続けて大幅安の-17.79%。
鉄粉製品においてもデータ改ざん疑惑が生じており
2期連続最終赤字が継続の中
同社の危機は更に深まりつつあります。
約20年ぶりの日経平均高値更新も目前となっており
21,000円の達成に期待が持てる状況です。
しかしながらドル/円は下落を開始し、株価と乖離が
生じている状態。
更なる株価の上昇を期待しつつも
株と為替の乖離の行方に注意したいと思います。
税制改革に暗雲立ち込めるも株高は継続
2017年10月11日10月10日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 22,830ドル(+69)
・S&P500 2,550.6ポイント(+5.9)
・ナスダック 6,587.2ポイント(+7.5)
10日は3指数揃っての上昇、コロンブスデー明けも
順調な上昇を見せ3指数ともに最高値を更新しました。
ウォルマートが大規模な自社株買い及びネット通販事業の
成長の見通しを発表。
同発表を受け、同社はダウ平均採用銘柄の
上昇率1位(+4.47%)となりました。
また小売株全体の買いに繋がりました。
株高を除くと、周辺市場等で大きな値動きはありませんでした。
今週も順調な立ち上がりを見せた株式市場ですが
上昇を牽引しているトランプ政権による税制改革の
行方に上院で暗雲が立ち込めつつあります。
それにもかかわらず、アメリカのみならず
欧州市場も堅調そのもの。
遂には本年のノーベル経済学賞受賞者のシカゴ大セイラー教授も
今のアメリカの株高は理解不能と述べる事態に至っており
専門家も今の株高の理由を測りかねています。
現状、理解できぬまま株高が継続していますが
株高を止める具体的な要因も見当たりません。
上昇トレンドに乗りつつも、10月中旬入りしたため
そろそろ高値への警戒も考慮したいと思います。
口約束の危うさ
2017年10月11日良く言われることではありますが
口約束というのは、非常に怖いですねぇ。
今日、私の周りで口約束によるトラブルがあったので
今日の投資コラムにしてみたいと思います。
特に日本人同士に多いのですが
いちいち書き物にしなくても分かるでしょう！
という、あうんの呼吸というかがありまして
相手も同じ思いでいると思い込むケースがあります。
海外だと、そもそもちゃんと伝えないと伝わらないので
しっかり指定しないといけなかったりするのですが
そこがなかなか日本人には伝わりません。
人を信用するという事も大事ではあるのですが
特にお金が絡むところは、信用だけというのは怖いですね。
人を信用してスタートするところは良いですが
最後は、ちゃんと書面とか、メールとかでも
記録に残す形にしておいた方がいいかと思います。
お金に絡むところは、しっかりとしておく事が
何より大事だなと改めて感じたので
自分への引き締めも込めて、投資コラムにしておきます。
サヤ取り 2ペア同時利益確定！
2017年10月11日今日は、じっくりとオフィスワークに取り組めました。
嬉しい事に、マレーシアでのビジネスが非常に順調で
予想を上ぶれる好調ぶりを示してくれています。
管理しなければいけないことがたくさんあるのですが
日本とマレーシアとその他と、非常に忙しいです。
再来週からは、マレーシアのオフィスでは
社会人インターンシップの受け入れを始めるので
また新しい風に期待したいです。
■■ 投資コラム － 口約束の危うさ ■■
良く言われることではありますが
口約束というのは、非常に怖いですねぇ。
今日、私の周りで口約束によるトラブルがあったので
今日の投資コラムにしてみたいと思います。
特に日本人同士に多いのですが
いちいち書き物にしなくても分かるでしょう！
という、あうんの呼吸というかがありまして
相手も同じ思いでいると思い込むケースがあります。
海外だと、そもそもちゃんと伝えないと伝わらないので
しっかり指定しないといけなかったりするのですが
そこがなかなか日本人には伝わりません。
人を信用するという事も大事ではあるのですが
特にお金が絡むところは、信用だけというのは怖いですね。
人を信用してスタートするところは良いですが
最後は、ちゃんと書面とか、メールとかでも
記録に残す形にしておいた方がいいかと思います。
お金に絡むところは、しっかりとしておく事が
何より大事だなと改めて感じたので
自分への引き締めも込めて、投資コラムにしておきます。
※投資コラムは、柿田の経験に基づき、サヤ取りだけに限らず
様々な投資や事業を通じての気付きをご紹介していきます。
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■■ 世界市況の様子 － 税制改革に暗雲立ち込めるも株高は継続 ■■
10月10日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 22,830ドル(+69)
・S&P500 2,550.6ポイント(+5.9)
・ナスダック 6,587.2ポイント(+7.5)
10日は3指数揃っての上昇、コロンブスデー明けも
順調な上昇を見せ3指数ともに最高値を更新しました。
ウォルマートが大規模な自社株買い及びネット通販事業の
成長の見通しを発表。
同発表を受け、同社はダウ平均採用銘柄の
上昇率1位(+4.47%)となりました。
また小売株全体の買いに繋がりました。
株高を除くと、周辺市場等で大きな値動きはありませんでした。
今週も順調な立ち上がりを見せた株式市場ですが
上昇を牽引しているトランプ政権による税制改革の
行方に上院で暗雲が立ち込めつつあります。
それにもかかわらず、アメリカのみならず
欧州市場も堅調そのもの。
遂には本年のノーベル経済学賞受賞者のシカゴ大セイラー教授も
今のアメリカの株高は理解不能と述べる事態に至っており
専門家も今の株高の理由を測りかねています。
現状、理解できぬまま株高が継続していますが
株高を止める具体的な要因も見当たりません。
上昇トレンドに乗りつつも、10月中旬入りしたため
そろそろ高値への警戒も考慮したいと思います。
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■■ 日本市況の様子 － 7営業日続けての上昇で15年6月以来の高値更新 ■■
10月11日(水)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 20,881円(+57)
・TOPIX 1,696.8ポイント(+1.6)
・東証1部出来高 15億3158万株
・同売買代金 2兆3703億円
・同値上がり879銘柄、値下がり1045銘柄、変わらず106銘柄
11日は日経平均で57円高となり
7営業日続けての高値更新となりました。
本水準は15年6月以来の高値更新であり
1996年12月の20,943円に近い
20年10か月ぶりの高値水準となりました。
良く分からない強い上昇が続くのは、日本も同じです。
コロンブスデー明けの米国市場も好調であり日本市場を牽引。
為替市場においてドル/円が113円台から
112円台にレートを切り下げていますが
お構いなしに株価は上昇しました。
ムードとしては目指せ21,000円との状態です。
上昇ムードの中で、不祥事が発生の神戸製鋼は
2日続けて大幅安の-17.79%。
鉄粉製品においてもデータ改ざん疑惑が生じており
2期連続最終赤字が継続の中
同社の危機は更に深まりつつあります。
約20年ぶりの日経平均高値更新も目前となっており
21,000円の達成に期待が持てる状況です。
しかしながらドル/円は下落を開始し、株価と乖離が
生じている状態。
更なる株価の上昇を期待しつつも
株と為替の乖離の行方に注意したいと思います。
■■ サヤ取り デイトレ － 市光工業(7244) vs プレス工業(7246) ■■
11日のサヤ取りデイトレですが
売り 7244 市光工業
買い 7246 プレス工業
を取り上げてみたいと思います。
市光工業が上昇しているのですが
そこを狙い目としてペアを選定してみています。
相手は、プレス工業を選択してみました。
市光工業の動きが、直近同じような相関性を見つけるのが難しく
良い動きのトレンドの中にあるので、正直微妙なところはありますが
ただ、10日の動きだけで、サヤは6%もありますので
狙ってみるには十分な動機になるかと思います。
寄り付きですが、かなり落ち着いた寄り付きでした。
最近多いのですが、寄った後に大きく動く。
今日も、まさにそんな動きになりました。
動きを牽引したのは、市光工業です。
上下に色々と動き、サヤとしても大きく変動。
一時は、サヤとして1.5%くらいのプラスにもなったのですが
10時くらいの時点では、1%弱のマイナスに。
動きは面白かったのですが、良いタイミングで撤退できず
約1%くらいのマイナスで終わっています。
まあ、決済タイミングは、決めたところでしかできないので
あくまで投資ルールに従うというのが大事です。
※「サヤ取り デイトレ」のコーナーですが
明日のサヤ取り デイトレペア候補については
サヤ取り王子の株式投資情報「プレミアム版」限定で配信しています。
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※サヤ取りデイトレセミナーがDVDになりました。
デイトレに挑戦する場合は、事前にやり方を習得してください。
サヤ取りくんを使わず、証券会社のツールでデイトレできます。
■■ 公開サヤ取りペア － 2ペア同時利益確定！ ■■
[9/29 寄り仕掛け ==> 10/11 寄り決済]
保有銘柄 買値 現在値 損益率
売 1605 国際石開帝石 1206 1168 3.15%
買 7267 ホンダ 3335 3396 1.83%
4.98% 目標値 5%
今日の寄りつきにて決済しました。
5%を少しだけ割ってしまいましたが
まあこのくらいは誤差として仕方ないところ。
ペア選びとしては、良かったのではないかと思います。
またチャンスがあったら狙ってみたいペアです。
[9/29 寄り仕掛け ==> 10/11 寄り決済]
保有銘柄 買値 現在値 損益率
売 7269 スズキ 5943 5800 2.41%
買 6841 横河電 1918 2022 5.42%
7.83% 目標値 5%
こちらも、寄り付きにて確定しました。
昨日よりも、さらにサヤが縮小しており、7%台の利益率に！
実は、引けまでも持っていれば9%台の利益率だったので
順張りのサヤの動きが、綺麗に出ている感じです。
まあ、これだけ取れれば御の字です。
流れに乗ると大きく取れるのが、順張りペアの醍醐味ですね！
[10/11 寄り仕掛け] 1営業日目
コード 損益率
売 1*** -0.34%
買 6*** -0.06%
利益率 -0.40% 目標値 5%
今日からの新規仕掛けになります。
味を占めて、こちらも順張りのペアとして狙ってみます。
今日決済したペアとかぶっているところがあるので
まあペアを変えて、引き続き狙ってみるという感じでしょうか。
こちらも順張りが綺麗に言ってくれれば
かなり良い利益率が期待できると思います。
[10/11 寄り仕掛け] 1営業日目
コード 損益率
売 6*** -0.51%
買 7*** 0.91%
利益率 0.40% 目標値 5%
もうひとつ新規のペアになります。
先ほどのペアが順張りだったので、今度は逆張り。
2つの違ったパターンを入れてポートフォリオを形成してみます。
直近の動きは、割と上下に綺麗に動いていて
移動平均2σにかかったくらいのところなので
ちょうど良いエントリータイミングかなとみています。
若干のプラスからのスタート。こうご期待！
※サヤ取り公開ペアは、4営業日目から銘柄名が公開となります。
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■■ サヤ取り 編集後記 ■■
サヤ取り公開ペアは、2ペア決済しました。
思ったよりも利益率が増えてくれて、良い貯金ができました。
今日の決済で、年間利益率合計も30%を超えてきた
まだ油断はできないのですが、今年も勝ち逃げできるかな
というところの数字まで、ようやく積み上がってきました。
ここまでくるのに、今年はかなり時間がかかったので
ヒヤヒヤものですけども、残り数ヶ月もさらに数字を伸ばすべく
頑張っていきたいと思います。
新しいペアの動きにも期待したいと思います！
今日もメルマガを読んでいただき、ありがとうございます。
では、また明日～
[サヤ取り王子の株式投資日記 第2324号 10月11日版]
さらに2ペア同時確定へ
2017年10月10日[9/29 寄り仕掛け] 7営業日目
保有銘柄 買値 現在値 損益率
売 1605 国際石開帝石 1206 1167 3.23%
買 7267 ホンダ 3335 3405 2.10%
5.33% 目標値 5%
利益確定ラインを突破してきました！！
最初から、なかなか良い動きをしているペアでしたが
あまり危ないところはなく、安定的に利益確定となりました。
ちょうど天井圏を捕らえられたのも良かったところです。
明日の寄り付きにて、決済していきたいと思います。
[9/29 寄り仕掛け] 7営業日目
保有銘柄 買値 現在値 損益率
売 7269 スズキ 5943 5947 -0.07%
買 6841 横河電 1918 2024 5.53%
5.46% 目標値 5%
なんと、こちらも利益確定ラインを超えてきました！！
まさかの同時に2ペアの利益確定ライン超え。
偶然にも、同じ日に仕掛けた2ペアですが、利益確定になります。
こちらも明日の寄り付きにて、決済していきたいと思います。
更新： サヤ取り公開ペア | No Comments »ノーリツ鋼機(7744) vs シード(7743)
2017年10月10日10日のサヤ取りデイトレですが
売り 7744 ノーリツ鋼機
買い 7743 シード
を取り上げてみたいと思います。
また、シードが出来高が少ない銘柄なので
ちょっとだけのお遊びという感じ。
まあ、3連休明けなので、無理しなでいきたいと思います。
相関性は良いのですが、どこを軸にするかで
どちらを売りにするか判断が分かれる銘柄です。
ノーリツ鋼機を売り側にしてみましたが、どうでしょうか。
寄り付きは、ノーリツ鋼機が少し下落してのスタート。
シードは予想通りですが、出来高少なし。
そんな中で、今日は全体的にサヤ拡大の流れ。
ノーリツ鋼機が強い動きを見せたのに対して
シードが下落で、股割きの動きになりました。
今日は、全然良いところがなく、2.5$くらいのマイナスと
全く狙いと違う動きになってしまいました。
しばらくデイトレは良い感じが続いていたのですが
売り買いの判断が難しかったので、まさにそれが裏目に出た感じです。
6営業日続けての高値更新で20,800円台突入
2017年10月10日10月10日(火)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 20,823円(+132)
・TOPIX 1,695.1ポイント(+7.9)
・東証1部出来高 14億8520万株
・同売買代金 2兆5442億円
・同値上がり1421銘柄、値下がり523銘柄、変わらず86銘柄
10日は連休明けにもかかわらず日経平均で
132円の上昇となり、高値を更新。
6営業日続けての高値更新となり、20,800円台に突入しました。
昨日は日米が祝日で、金融市場全体で小幅な値動きの中
本日懸念されていた北朝鮮のミサイル実験がなされず
市場には安堵感が広がりました。
その結果、買い安心感が優勢となり
前場の中盤戦から後場の中盤戦にかけて
上昇が継続することになりました。
節目価格の21,000円まであと177円となっています。
そんな中で、日経平均採用銘柄の神戸製鋼はアルミのデータ改ざん問題を受け
-21.93%の大幅安との結果に。
今後の同社の経営に対する影響が懸念されますが
東芝に続く重厚長大企業の不祥事となり
各方面に対する影響も懸念されます。
日経平均は6日続けての高値更新記録継続していますが
選挙期間が本格化の中で本記録更新がどこまで続くのか
興味深くウォッチしていきたいと思います。
株式市場はオープンもコロンブスデーで開店休業
2017年10月10日10月9日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 22,761ドル(-12)
・S&P500 2,544.7ポイント(-4.6)
・ナスダック 6,579.7ポイント(-10.4)
9日は株式市場はオープンしていたものの
コロンブスデーの祝日であり、開店休業状態。
3指数ともに下落していますが
祝日の参考記録と見るべきです。
日本市場も9日は祝日であり
世界的に金融市場のオープンは実質的には明日の10日からとなります。
欧州のドイツ、イギリス市場も小動きの展開となりましたが
ドイツ市場は更新した高値圏を維持。
またイギリス市場も高値更新まであと一歩の
値位置を維持しています。
尚、ユーロ圏はスペインのカタルーニャ州の独立問題を抱えており
本問題の進展はユーロ圏の新たな火種となる可能性があります。
今週にもカタルーニャ州が独立宣言を行う可能性があり
その行方はユーロ圏を中心に、金融市場に影響を与えかねません。
今週は大きな指標発表はありませんが
FRB次期議長の人事が金融市場に影響を与え始めています。
次期議長に金融緩和派が就任するのか
縮小派が就任するのかで
金融市場に大きな影響が生じる見込みです。
FRB議長人事及びカタルーニャ州の情報に注意しながら
今週の市場をフォローしたいと思います。
時間と共に変わる戦略
2017年10月10日衆議院選挙が公示を迎えました。
過去に経験したことのない、非常に混乱したムードの中で
衆議院選挙を迎えることになります。
どういう選挙結果になるのか、今の時点の予想は難しく
これからの選挙戦で、どういう風が吹くのかが注目されます。
今日の投資コラムは「戦略」の話です。
衆議院選挙を見ていて思うのですが、戦略というのは常に変わるもので
時間が見方するものが大きいなぁと改めて思います。
安倍首相も、今解散すれば楽勝というイメージで
解散を選択したのだと思いますが
民主の奇想天外な動きによって、想定外となりました。
仮に、解散してすぐに公示という形で、時間の空きがなければ
安倍首相の戦略は成功したのかもしれません。
何かの物事を進める上で「戦略」は非常に大事です。
何の戦略も持たずに戦っても、勝ち目は薄くなります。
しっかりと戦略を持つ必要があります。
ただし、常に局面は変わっていきます。
最初に決めた戦略に固持することなく
今の時点を見て、臨機応変に戦略を変えていくことが
非常に重要な「戦略」になるわけです。
そして、その戦略に基づく、細かい戦術も必要不可欠です。
今回の政局を見ると、民主は面白い奇襲をしたと思いますが
細かい戦術の詰めが甘くて、結局分裂する事態に。
希望も良い流れがあるように見えるのですが
こちらは逆に、戦略が見えてこず、ただ頭数だけいる感じ。
そういう意味では、数で勝負という戦略なのでしょうけど。
株式投資も、常に相場という動きのあるものなので
その時々に応じた戦略というのが必要です。
今の相場は、ずっと上昇が続いているので
あまりサヤ取りには向いている市場環境ではありません。
例えば、そういう時は、片張りも上手く組み合わせるとか
サヤ取りもデイトレだけにするとか
そのときをみて、戦略を切り替えることも必要です。
難しいのは、戦略を変えすぎてしまうこと。
状況を判断して戦略を変えるのは良いことだと思いますが
あまり戦略を変えてしまうと、戦略がないのと同じことに。
大きな軸がぶれないように、戦略を変えるのが大事でしょう。
衆議院選挙は、各党の戦略がどういう結果になるのか。
投票そのものは、非常に難しいですが、結果は非常に楽しみです。
