3月, 2016
5日ぶり反発 自律反発の範囲内
2016年3月22日22日の日本市場は、5日ぶりに反発となりました。
日経平均株価の終値は、323円高の17,048円となっています。
久しぶりの反発で、思ったよりも大きう戻っています。
為替水準が円安に振れた事をうけて
寄り付きから買い優勢になっています。
ただ、個人的には、そこまで為替も動いてない印象はありますが。
ここのところ売られていたトヨタが大幅反発しており
今日の相場回復の象徴的な動きになっています。
シャープは大幅安。
週末に出た、出資額の引き下げのニュースを受けて売られています。
ただ、こちらも引き下げは、ほぼ決まりようですが
シャープとしては受け入れた上で、合意に向かいそうです。
為替水準は、まだまだ円高傾向のところで高止まりしており
株価的には、17,000前後での動きというのは
当面居心地の良いところでしょう。
個人的には、この為替水準で17,000円くらいなら
まだ、まともな状況ではないかと思います。
短期と長期のポートフォリオ
2016年3月22日香港は、金融の街ということだけあって
金融の話では、色々と面白いネタが眠っているところです。
4月以降は、これまでの海外での投資案件などをまとめながら
スキームを組んで行くことを考えています。
それはさておき、今日は投資のポートフォリオについてです。
ポートフォリオの組み方というのは、非常に重要でして
若い人ほど、よりポートフォリオの柔軟性が求められます。
というのも、若い人の場合は、短期的に必要な資金と
長期的に必要な資金とで、分けて考えるのが鉄則です。
例えば、短期的に資金+老後のための資金
という風に、期間に応じて資金運用を分けるのは黄金パターンです。
シニアな人になってくると、またポートフォリオも変わってきます。
あまり長期な資産運用よりは、短期的な資産運用を考えたり
相続を考えたポートフォリオになっていきます。
年齢やステージによって、ポートフォリオもパターンがあります。
共通しているのは、お金を増やしたいということなのですが
期間に応じたポートフォリオを組むということは
私は必ず必要な要素ではないかと思います。
バランスは人それぞれの好みではありますが
大きな方針は必要になってきます。
ライフプランに合わせたポートフォリオを考えるということが
ポートフォリオを組む上で必要です。
逆に、ライフプランなしには、ポートフォリオが組めません。
サヤ取り投資も、あくまで投資の選択肢のひとつであり
ポートフォリオの一部に組み込んでもらいたい投資手法です。
これからは、こうした適切なポートフォリオの組み方というのを
セミナー等でもお伝えをしていきたいと思っています。
ロート製薬(4527) vs エーザイ(4523)
2016年3月22日22日のサヤ取りデイトレですが
売り 4527 ロート製薬
買い 4523 エーザイ
を取り上げてみました。
なかなか扱いが難しい銘柄でして
ロート製薬の下落から狙って見て候補を探したのですが
どうも、ロート製薬が上げすぎのサヤ拡大で
サヤ縮小に反転しつつあるような動きです。
あまりデイトレ向きではなく、スイング向きかもしれませんが
デイトレのコーナーにて取り上げておきます。
スイングならOKですが、デイトレはほどほどに。
連休明けなので、ちょっと忘れそうな感じでしが
寄り付きは、両銘柄とも1%くらい高くはじまっています。
ただ、サヤとしては、ほぼ変わらずの動きでした。
結局、若干マイナスというところで撤退しています。
もともとのコメントの通り、少しスイングで見て
じっくりと取り組むくらいでも良さそうな気がします。
ベルギーでテロ 国際的なリスクの高まり
2016年3月22日22日のアメリカ市場は、続伸となりました。
ダウ平均の終値は、21ドル高の17,623ドルとなっています。
値動きは小幅にとどまっており、1日のレンジも狭くて
方向感には欠ける展開でした。
株価水準的には、既にある程度高いところまで回復しており
悪材料に反応しやすくなっていると言われています。
とはいえ、利上げのペースがゆっくりになり
アメリカ経済の下支えになると見られていることもあるので
そんなに悲観する必要はなさそうです。
それよりも、またベルギーでテロ事件がありましたが
中国も含めてですが、国際的なリスクの高まりの方が
気になるところではないかと思います。
アップルは、小型の廉価版iPhoneを発売しており
この戦略が成功するかどうかは、マーケットを見守りたいと思います。
S&Pが昨年比はじめてのプラスに
2016年3月18日週末を迎えました。
今週は、娘の卒業式があったこともあって
いつもとは、ちょっと違った雰囲気の1週間になりました。
月曜日から香港出張が控えていますので
その前に、マレーシアでやっておかないといけない仕事を
こなしておきたいと思っています。
■■ 投資コラム - USD/HKDの行方 ■■
挑戦されている方も、いらっしゃると思いますので
USD/HKDのその後の行方について、レポートしておきたいと思います。
1月くらい前からでしょうか。
USD/HKDの行方が怪しくなってきており
ペッグ解消なるか?というニュースをお伝えしました。
HKDがUSDとのペッグを解消するとなると
これまた歴史的な一大事という事になります。
USD/HKDの変調が出始めたのが1ヶ月ほど前から。
中国の相場が不安定になり
日本市場も、日経平均株価が15000円を割り込んだ時
USD/HKDも、これまでにない動きに突入しました。
いよいよ、ペッグ解消の時か?!と思われたところです。
さて、最近の動きについてですが
日本市場を見ていれば分かりますが、すっかり落ち着いており
USD/HKDの流れも平常時に戻りつつあります。
かつ、先週のFOMCの決定も影響しており
アメリカの利上げのペースがゆっくりになることが
ほぼ決まりのような感じになっています。
HKDはUSDとペッグしているのですが
ペッグするというよりは、利回りについてもペッグするということで
USDの利上げは、HKDに直接的に影響をしてきます。
利上げのペースが落ちたということは、大きな要因です。
ただ、これでUSD/HKDが終わったとは限りません。
アメリカの利上げは、ゆっくりながらも続くのは自明であり
中国との協調性を高めていく香港市場において
USDとの連動を続けて行くのは、難しくなっていく可能性はあります。
アメリカのFOMCの都度、利上げについての議論はされ
HKDも左右される展開になってくと思われます。
今は、USD/HKDも底値に近づきつつありますので
長期的に狙うのであれば、安定した仕掛け時になっていくことでしょう。
短期ポジションとしては、とりあえず落ち着いてしまいましたが
また、チャンスを見て、取り上げてみたいと思います。
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■■ 世界市況の様子 - S&Pが昨年比はじめてのプラスに ■■
18日のアメリカ市場は、続伸となりました。
ダウ平均の終値は、120ドル高の17,602ドルとなっています。
FOMCの決定で、利上げのペースが緩やかになることから
経済の行方を楽観視する動きが広がっています。
株価水準的にも、17,000ドルを安定的に超えてきており
安定した水準に突入してきているようです。
S&Pは、昨年末の水準からみて、プラス圏にまで戻ってきており
相場が好転していることを伺わせます。
連動性の高い原油相場も、1バレル40ドル前後での動きで
こちらも、最悪期を脱して安定した水準になってきています。
急ピッチに原油価格が戻ることも心配していましたが
今週の動きを見る限りは、過度な動きも見られないようで
40ドル前後での安定的な動きといのは、居心地の良い水準かもしれません。
重要イベントも過ぎ、来週からは、やや落ち着く相場に。
安定的な相場を維持するには、ちょうどよい週です。
ボラティリティの高い相場にはならないと思いますので
サヤ取り的にも、ゆっくりと狙える週になりそうです。
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■■ 日本市況の様子 - 円高進行で4営業日続落 ■■
18日の日本市場は、4日続落となりました。
日経平均株価の終値は、211円安の16,724円となっています。
日本市場は、為替の動きとの連動が強くなっており
一時は、111円台前半まで円高が進行したことを受けて
輸出関連企業を中心に売り込まれました。
ただ、この為替水準でも、日経平均株価は16,700円台ですので
15,000円を割り込んだ時と比べれば、同じ為替水準にしては
落ち着いた相場環境だとみています。
日本は、3連休になることもあって
利益確定売りが広がったところもあるようです。
東芝は、医療機器子会社の売却が決定し
財務の立て直しに対する期待から、買いが入りました。
日本のメーカーは、事業整理と財務立て直しが急務です。
日本市場は、過去の動きから比べてみると
株価と為替の差が広がっているところが気になり
サヤを見るものとしては、ちょっと気持ちの悪い水準です。
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■■ サヤ取り デイトレ - パソナ(2168) vs ディップ(2379) ■■
18日のサヤ取りデイトレですが
売り 2168 パソナ
買い 2379 ディップ
を取り上げてみたいと思います。
お馴染みのペアになるのですが
ディップが下落ランキングに顔を出してきているので
そこからの狙い目となります。
同業種で相関性も悪くありませんので
良い狙い目ではないでしょうか。
寄り付きは、パソナがやや高めに始まったのに対して
ディップが安めに始まり、ラッキーな寄り付きに。
久しぶりに、ラッキーな寄り付きの日にあたりました。
ラッキーな寄り付きだった割りには、寄り直後は
思ったほどの動きにはならなかったのですが
9時半過ぎくらいから徐々にサヤ縮小の動きに。
10時過ぎに、2%くらい利益確定して、撤退となりました。
ラッキーな寄り付きだと、気持ち的にも余裕があります。
こういう時だけ、寄りをみてエントリーするのも、有りですよね。
※「サヤ取り デイトレ」のコーナーですが
明日のサヤ取り デイトレペア候補については
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■■ 公開サヤ取りペア - サヤ取り 大きな動きなく ■■
[3/3 寄り仕掛け] 11営業日目
保有銘柄 買値 現在値 損益率
売 7733 オリンパス 4300 4300 0.00%
買 2502 アサヒ 3327 3307 -0.60%
-0.60% 目標値 5%
ここにきて、動きがなくなってきました。
チャンスはあると思うのですが、こんな水準で
天井張り付きモードに入りつつあります。
チャート的には、損切りよりも、大きな確定の方が
まだチャンスがあると思っていますので
最後の動きに期待です。
[3/3 寄り仕掛け] 11営業日目
保有銘柄 買値 現在値 損益率
売 9020 JR東日本 10255 9907 3.39%
買 2503 キリンHD 1524 1517 -0.46%
損益率 2.93% 目標値 5%
若干、サヤ拡大となってしまいましたが
安定感としては、良い状態が続いています。
チャートを見る感じ、サヤの方向性に迷っているようですが
少なくとも、今の水準が続いて欲しいです。
[3/8 寄り仕掛け] 8営業日目
保有銘柄 買値 現在値 損益率
売 9301 三菱倉 1566 1488 4.98%
買 9531 東ガス 523.4 506.7 -3.19%
損益率 1.79% 目標値 5%
ようやく、サヤプラス圏に戻ってきました。
チャート的にも、本来の水準に復帰しつつあるようなので
来週の相場が落ち着けば、これは期待できそうです。
来週の動きを楽しみにしておきたいと思います。
[3/17 寄り仕掛け] 2営業日目
コード 損益率
売 1*** 1.48%
買 4*** -1.91%
利益率 -0.43% 目標値 5%
2日目になりますが、若干サヤ拡大となっています。
まだまだ、想定の範囲内のスタート位置。
始まったばかりなので、動きを見守りたいと思います。
※サヤ取り公開ペアは、4営業日目から銘柄名が公開となります。
プレミアム版メルマガでは、全ての銘柄名が公開となります。
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■■ サヤ取り 編集後記 ■■
サヤ取り公開ペアは、大きな動きはありませんでした。
来週も相場の大きな動きは期待できないことから
サヤ取りの方が、ゆったりとした縮小の動きが期待できそう。
こういう時に、しっかりと取りに行きたいです。
来週には、2ペアくらい期限を迎えに行きますので
最後の良い動きを期待しております。
日本は3連休になりますね。
来週のメルマガ最初は、香港からお伝えします。
今日もメルマガを読みいただきまして、ありがとうございました。
では、楽しい3連休をお過ごしください。
更新: サヤ取り王子のブログ | No Comments »
サヤ取り 大きな動きなく
2016年3月18日[3/3 寄り仕掛け] 11営業日目
保有銘柄 買値 現在値 損益率
売 7733 オリンパス 4300 4300 0.00%
買 2502 アサヒ 3327 3307 -0.60%
-0.60% 目標値 5%
ここにきて、動きがなくなってきました。
チャンスはあると思うのですが、こんな水準で
天井張り付きモードに入りつつあります。
チャート的には、損切りよりも、大きな確定の方が
まだチャンスがあると思っていますので
最後の動きに期待です。
[3/3 寄り仕掛け] 11営業日目
保有銘柄 買値 現在値 損益率
売 9020 JR東日本 10255 9907 3.39%
買 2503 キリンHD 1524 1517 -0.46%
損益率 2.93% 目標値 5%
若干、サヤ拡大となってしまいましたが
安定感としては、良い状態が続いています。
チャートを見る感じ、サヤの方向性に迷っているようですが
少なくとも、今の水準が続いて欲しいです。
[3/8 寄り仕掛け] 8営業日目
保有銘柄 買値 現在値 損益率
売 9301 三菱倉 1566 1488 4.98%
買 9531 東ガス 523.4 506.7 -3.19%
損益率 1.79% 目標値 5%
ようやく、サヤプラス圏に戻ってきました。
チャート的にも、本来の水準に復帰しつつあるようなので
来週の相場が落ち着けば、これは期待できそうです。
来週の動きを楽しみにしておきたいと思います。
[3/17 寄り仕掛け] 2営業日目
コード 損益率
売 1*** 1.48%
買 4*** -1.91%
利益率 -0.43% 目標値 5%
2日目になりますが、若干サヤ拡大となっています。
まだまだ、想定の範囲内のスタート位置。
始まったばかりなので、動きを見守りたいと思います。
パソナ(2168) vs ディップ(2379)
2016年3月18日18日のサヤ取りデイトレですが
売り 2168 パソナ
買い 2379 ディップ
を取り上げてみたいと思います。
お馴染みのペアになるのですが
ディップが下落ランキングに顔を出してきているので
そこからの狙い目となります。
同業種で相関性も悪くありませんので
良い狙い目ではないでしょうか。
寄り付きは、パソナがやや高めに始まったのに対して
ディップが安めに始まり、ラッキーな寄り付きに。
久しぶりに、ラッキーな寄り付きの日にあたりました。
ラッキーな寄り付きだった割りには、寄り直後は
思ったほどの動きにはならなかったのですが
9時半過ぎくらいから徐々にサヤ縮小の動きに。
10時過ぎに、2%くらい利益確定して、撤退となりました。
ラッキーな寄り付きだと、気持ち的にも余裕があります。
こういう時だけ、寄りをみてエントリーするのも、有りですよね。
円高進行で4営業日続落
2016年3月18日18日の日本市場は、4日続落となりました。
日経平均株価の終値は、211円安の16,724円となっています。
日本市場は、為替の動きとの連動が強くなっており
一時は、111円台前半まで円高が進行したことを受けて
輸出関連企業を中心に売り込まれました。
ただ、この為替水準でも、日経平均株価は16,700円台ですので
15,000円を割り込んだ時と比べれば、同じ為替水準にしては
落ち着いた相場環境だとみています。
日本は、3連休になることもあって
利益確定売りが広がったところもあるようです。
東芝は、医療機器子会社の売却が決定し
財務の立て直しに対する期待から、買いが入りました。
日本のメーカーは、事業整理と財務立て直しが急務です。
日本市場は、過去の動きから比べてみると
株価と為替の差が広がっているところが気になり
サヤを見るものとしては、ちょっと気持ちの悪い水準です。
S&Pが昨年比はじめてのプラスに
2016年3月18日18日のアメリカ市場は、続伸となりました。
ダウ平均の終値は、120ドル高の17,602ドルとなっています。
FOMCの決定で、利上げのペースが緩やかになることから
経済の行方を楽観視する動きが広がっています。
株価水準的にも、17,000ドルを安定的に超えてきており
安定した水準に突入してきているようです。
S&Pは、昨年末の水準からみて、プラス圏にまで戻ってきており
相場が好転していることを伺わせます。
連動性の高い原油相場も、1バレル40ドル前後での動きで
こちらも、最悪期を脱して安定した水準になってきています。
急ピッチに原油価格が戻ることも心配していましたが
今週の動きを見る限りは、過度な動きも見られないようで
40ドル前後での安定的な動きといのは、居心地の良い水準かもしれません。
重要イベントも過ぎ、来週からは、やや落ち着く相場に。
安定的な相場を維持するには、ちょうどよい週です。
ボラティリティの高い相場にはならないと思いますので
サヤ取り的にも、ゆっくりと狙える週になりそうです
USD/HKDの行方
2016年3月18日挑戦されている方も、いらっしゃると思いますので
USD/HKDのその後の行方について、レポートしておきたいと思います。
1月くらい前からでしょうか。
USD/HKDの行方が怪しくなってきており
ペッグ解消なるか?というニュースをお伝えしました。
HKDがUSDとのペッグを解消するとなると
これまた歴史的な一大事という事になります。
USD/HKDの変調が出始めたのが1ヶ月ほど前から。
中国の相場が不安定になり
日本市場も、日経平均株価が15000円を割り込んだ時
USD/HKDも、これまでにない動きに突入しました。
いよいよ、ペッグ解消の時か?!と思われたところです。
さて、最近の動きについてですが
日本市場を見ていれば分かりますが、すっかり落ち着いており
USD/HKDの流れも平常時に戻りつつあります。
かつ、先週のFOMCの決定も影響しており
アメリカの利上げのペースがゆっくりになることが
ほぼ決まりのような感じになっています。
HKDはUSDとペッグしているのですが
ペッグするというよりは、利回りについてもペッグするということで
USDの利上げは、HKDに直接的に影響をしてきます。
利上げのペースが落ちたということは、大きな要因です。
ただ、これでUSD/HKDが終わったとは限りません。
アメリカの利上げは、ゆっくりながらも続くのは自明であり
中国との協調性を高めていく香港市場において
USDとの連動を続けて行くのは、難しくなっていく可能性はあります。
アメリカのFOMCの都度、利上げについての議論はされ
HKDも左右される展開になってくと思われます。
今は、USD/HKDも底値に近づきつつありますので
長期的に狙うのであれば、安定した仕掛け時になっていくことでしょう。
短期ポジションとしては、とりあえず落ち着いてしまいましたが
また、チャンスを見て、取り上げてみたいと思います。