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- 日本株式市況
再びリスク回避 17,000円割れ
29日の日本市場は、大幅続落となりました。
日経平均株価の終値は、714円安の16,930円となり
ついに17,000円を割り込んでの引けとなりました。
前日のアメリカ市場が大幅安となったことで
日本市場も下落からスタートする形となりました。
やや為替が円高へと推移したことや
フォルクスワーゲンの問題、中国問題と様々な問題が意識されています。
とはいえ、今日の下落はかなり予想外の下落幅で
17,000円を、あっさり割り込んで引ける程ではないと思いますが
リスク回避の流れが、かなり加速しているようです。
今週は、日銀短観に、中国PMI、アメリカ雇用統計と
重要イベントが目白押しの週となりますので
短期的な反発はあるかもしれませんが、数字次第でのリスクが残るので
リスク回避の流れが加速するのも、仕方ないかも知れません。
市場で注目されたのが、昨日発表された神戸製鋼の下方修正です。
中国での需要が減速したことを受けたの下方修正となっており
中国経済の懸念を巡る動きが、日本企業にも波及してきたことを受けて
相場としても、慎重な動きを見せた様子です。
神戸製鋼は、今日は11%もの下落となっており
アベノミクスで回復してきた企業業績が、足踏みする懸念が出ています。
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