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- 世界株式市況
報道を契機に貿易摩擦銘柄が上昇を牽引
・ダウ平均 24,370(+162)
・S&P500 2,635.9(+19.8)
・ナスダック 7,084.4(+49.7)
17日は3指数揃って上昇、ダウ平均は3営業日続けての
上昇となりました。
また昨日に続き高値を更新しています。
米中貿易摩擦交渉において
米国政府が対中関税の引き下げを検討と報じられ
米中貿易摩擦緩和期待が高まり
株式市場は買いムードに包まれました。
ダウ平均採用銘柄の上昇率で見ると
1位ダウ・デュポン(+2.96%)
2位キャタピラー(+2.19%)
3位ボーイング(+2.00%)
と貿易摩擦銘柄が上昇し、指数の上昇を牽引しました。
ただし報道後、そのような事実はないと
財務省が否定を行っており、本日の上昇が
一時的なものとなる可能性もあります。
周辺市場では原油価格(WTI)が52ドル前後の取引に留まる
一方でVIX指数が下落し、株式市場の急落前の11月の
水準にまで下落しました。
VIX指数は12月の急騰が元に納まり
リスクオンの状態が見て取れるようになっています。
各指数は堅調に推移し、リスクオンとも言える状況ですが
モルガンスタンレー等、低調な決算を発表する企業も現れています。
引き続き企業決算の状況に注意しつつ
各市場の動向をフォローしたいと思います。
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