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- 世界株式市況
ダウ平均一時368ドル高となるも53ドル安で着地
・ダウ平均 24,370ドル(-53)
・S&P500 2,636.7ポイント(-0.9)
・ナスダック 7,031.8ポイント(+11.3)
11日はダウ平均は-53ドル安となったものの
ナスダック指数は上昇し、まちまちの展開。
トランプ大統領が中国との貿易交渉が
進んでいるとツート。
また中国が米国からの輸入自動車関税の
引き下げを検討、とも報じられました。
米中貿易摩擦緩和への期待感が高まり
一時ダウは+368ドルまで上昇しました。
しかしながら貿易交渉の長期化予想が徐々に
浸透し、ダウ平均は一転下落することになり
最終的には-53ドル安と、前日比マイナスで
取引を終える忙しい一日となりました。
ダウ平均採用銘柄の下落率では
1位トラベラーズ(-1.65%)
3位ゴールドマンサックス(-1.14%)
5位JPモルガンチェース(-0.98%)
となり、金融株が下落を主導しました。
周辺市場では昨日に続き英ポンドが大幅な下落。
与党保守党内でメイ首相に対する
不信任案提出の動きが大きくなっており
EU離脱案をめぐり更にイギリスが混乱しており
2日続けての大幅なポンド安となりました。
年末市場で市場参加者が減っており
本日のダウ平均のように、極端な値動きを
見せるようになっています。
極端な値動きにふりまわされないように
注意したいと思います。
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