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雇用統計堅調 / 投資のコスト(その1)
週末に、カンボジアセミナーが終わりました。
新宿を見渡せる素敵な会場で
たくさんの人に集まって頂きまして
セミナーから懇親会まで、楽しませていただきました。
また、昨日は京料理を堪能させていただき、素敵な日本滞在となりました。
今日は、少しだけ自由時間がとれたので
久しぶりに、群馬の実家に帰省して過ごしています。
マレーシアに行ってから、初めての帰省です。
東京と変わらず暑いですけど、のんびりできていいです。
■■ 投資コラム - 投資のコスト(その1) ■■
カンボジアセミナーの中でも
税理士先生からお話をしてもらったのですが
投資のコストについて、コラムとして取り上げてみます。
税理士先生のお話で
投資には、様々なコストがあるので
それをしっかり勘案として投資すること
というお話がありました。
まさに、その通りだと思いますし
意外と後で考えればいいと思っている人がいます。
株式投資であれば、売買手数料がかかるとの
年間の売却益に対して、通常は20%の税率が適用されます。
売買手数料も、1回1回の取引は
最近はかなり安くなったものの
数をこなすと、それなりに手数料もかかってきます。
トレードでは勝っていたつもりでも
最終的な損益を計算すると
合計手数料を勘案するとマイナスなるという事も
実は、けっこう多く発生する事象です。
投資にかかるコストを見落としてしまうと
全体で損してしまう可能性があります。
また、知っているつもりでも
普段から意識していないと、損した気分になります。
例えば、株式投資でも申告分離課税を選択していたりすると
年末のトータルが出た時点で確定申告をしますので
確定申告の段階で、急な支出が発生したりします。
あらかじめ、必要な支出を把握しておかないと
思わぬ出費にびっくりしてしまうことがあります。
また、株式投資以外の方が、もっとコストが複雑です。
株式投資は、自分から直接見えるコストだけですが
・運用にかかるコスト
・仲介/紹介にかかるコスト
・宣伝維持にかかるコスト
などなど
様々なコストというのが見え隠れしています。
投資コストをしっかり意識できているかどうかで
投資の成果が大きく変わってきます。
最後に、こんなはずじゃなかった・・・
ということのないように、投資にかかるコストを
しっかりと把握しておきましょう。
■■ 世界市況の様子 ■■
先週末のアメリカ市場は、独立記念日開けの売買で
雇用統計の結果に動いた相場となりました。
アメリカ市場のダウ平均の終値は、147ドル高の15,135ドルと
150ドル近い上昇となって引けています。
雇用統計の内容ですが、非農業部門の雇用者数が
前月比19万5000人増と、予想を大きく上回っています。
失業率は横ばいとなりました。
雇用統計の発表を受けて、金融緩和縮小の着手が
早まるという懸念から、一時は売りが見られましたが
経済指標が良い事の方が、この日の取引では優先されました。
既に、市場としては、ある程度早期解除については織り込み済みで
素直に経済指標の通りに動く感じも出てきています。
アメリカ経済の動きが底堅いのは良い事で
為替相場は、ドルが買われる展開となり
円売りの要因となりました。
一時、ドル円相場は、1ドル102円にまでなっています。
■■ 日本市況の様子 ■■
週明けの日本市場は、大幅反落して引けています。
日経平均株価の終値は、200円安の14,109円と
経済指標などから考えると、不思議な売りとなりました。
アメリカの雇用統計が堅調で
為替相場が、大きく円安に動いたことで
日本市場も、有利な展開に動くと思われましたが
今日は調整ムードとしての動きとなりました。
今日の動きを見ても、第1弾のアベノミクスの登り調子とは違い
健全な市場形成がされている感じです。
何でも買えば良いという相場は、今回はなさそうです。
スプリント買収が決まったソフトバンクは
S&Pから、社債が2段階格下げとなったことを受けて
指数寄与度の高いソフトバンクの影響を大きく受けています。
今週末は、7月のSQがありますが
最近の動きは、落ち着いてきていますので
比較的穏やかに行くのではないかとみています。
■■ 今日のピックアップ ■■
今日は、不動産セクターを取り上げてみます。
5日付で、大和証券が不動産セクターのレポートを発表しています。
レポートによると、不動産セクターは「強気」の判断を維持し
アベノミクスの恩恵を受けるセクターとして
非常に強きのレポートとなっています。
個別銘柄では、東京建物が1(買い)
三井不動産は、1段階格下げとなったものの、2(アウトパフォーム)を設定
三菱地所、住友不動産、野村不動産は、2を維持としています。
不動産セクターは、かなり株価上昇してきていますが
まだ、買いで行けるセクターの一つです。
アベノミクスのインフレが実現すれば
地価も必ず上昇してくるでしょうし
そうなると、早いうちに住宅を買おうという人も増えますので
不動産は活況になることが予想されます。
アベノミクスがうまく行くかは、まだ確定ではありませんが
強気のセクターを持っている分には
気分的に安心感があります。
■■ サヤ取り デイトレ ■■
「サヤ取り デイトレ」のコーナーです。
今日のサヤ取りデイトレペアは
売り 6951 日本電子
買い 6952 カシオ
を取り上げてみました。
先週末に日本電子が大きく上昇しており
不可解なサヤと思って仕掛けて見ています。
今日は、寄り付きから参戦してみましたが
あまり面白い動きにはならず
引けで決済しましたが、やや負けという感じでした。
それでも、後場からの日経平均下落でも
しっかりとサヤを保ってくれたので
サヤ取りデイトレの良さが出た取引だったと思います。
※「サヤ取り デイトレ」のコーナーですが
明日のサヤ取り デイトレペア候補については
サヤ取り王子の株式投資情報「プレミアム版」限定で配信しています。
http://mailt.biz/kb18079/53541
■■ 公開サヤ取りペア ■■
[7/3 寄り仕掛け] 5営業日目
保有銘柄 買値 現在値 損益率
売 1321 日経225連動型 14,310 14,290 0.14%
買 8001 伊藤忠 1,159 1,189 2.59%
利益率 2.73% 5%
今日も順調な動きとなっています。
非常に安定感のある動きで、安心して見ていられます。
動きのペースはゆっくりですが、トレンドが形成されており
この流れで進んでいってもらいたいと思います。
[7/8 寄り仕掛け] 1営業日目
コード 損益率
売 TOPIX 2.38%
買 3*** -2.69%
利益率 -0.31% 目標値 5%
今日からの新規ペアになります。
気に入ったペアは少なかったので、先物関連でひとつ。
今回は、日経平均ではなくて、TOPIXの方です。
売り側は、TOPIX先物を使っていますが
1306 TOPIX連動型あたりが、個別銘柄としては使いやすいです。
(空売り規制には注意する必要があります)
動きは小さいのですが、全体のレンジが安定しているので
先の伊藤忠と同じような動きを期待しています。
※サヤ取り公開ペアは、4営業日目から銘柄名が公開となります。
プレミアム版メルマガでは、全ての銘柄名が公開となります。
■■ サヤ取り 編集後記 ■■
サヤ取り公開ペアは、ポジションも整理されたので
今日から新しく1ペアをエントリーしています。
日経平均の動きが、急激な動きになってから
サヤが安定的に動くものが減ってきています。
どうしても、レンジの狭いペアになってしまいますが
安全性が高いという点で、有利な面もあります。
私は、今晩の飛行機で、マレーシアに戻ります。
日本の方が暑くて、全然外出する気分にならないので
はやくマレーシアの気候に戻りたいです。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また明日~
2013年7月8日
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