日経952円安 史上3番目の下落
今日は、朝からお天気は雨。
相場も安定しないから、心もどんよりな気分です。
お天気も、株式相場も、はやく快晴になることを願います。
お天気の事を書いている場合じゃありません・・・
反発するかと思われたアメリカ市場も、徐々に下げに転じ508ドル安
ほとんどの投資家は、その前日がセリングクライマックスで
セオリー的には絶好の買い場ととらえていました。
ところが・・・
大方の予想に反してマイナスに転じたことから、売りが殺到
損失覚悟の売りが相次ぎ、株価下落が全くとまる気配がありません
日本市場は、その流れを受けて始まり、ズルズルと値を下げました
為替相場は、1ドル100円を一気に割り込み、輸出企業株が売り込まれ
売りが売りを呼ぶ展開・・・
日経平均株価の終値は、952円安と史上3番目の下げ幅を記録しました
相対的に安いのは分かりますが、この状態では怖くて誰も手を出せません
市場全体でストップ安を付けた銘柄は、564銘柄
昨日よりも、さらに100銘柄増えて相場全体の悪化を物語っています
日経平均採用銘柄もストップ安が相次ぎました
この前まで、公開ポジションで保有していて東京エレクトロンもストップ安です
東証1部上場の新井組(1854)は、本日民事再生法の適用を申請しています
世界経済は、本当に危機感が漂っています
麻生首相も「異常事態」を認識し、経済対策の検討にはいっています
英政府は、公的資金の銀行注入を発表しています
今週末は、G7が開催される予定ですが、何らかの経済対策が打ち出されるでしょう
徐々に、経済システム安定に向けての対策が出てきています
もう少しの辛抱でしょうか。
今日は、ちょっと長くなりましたが「サヤ取り」について書いてみます。
サヤ取りとは、何の材料もなく開いたサヤを取る、極めて分かり易い方法です。
ですが、今の相場環境は、全ての銘柄が「サブプライムローン問題」
の影響を受けており、「何もなくサヤが開いた」とは言い難い状態です。
もちろん、サヤ取りという考え方は、この相場でも有効な手法です。
事実、サヤドリラーの人で、市場が騒ぐ程の損失を受けている人は少ないでしょう
ただ、私自身も、経験したことのない経済不況に戸惑っており
今の状況でも「サヤ取り」が”利益をあげる方法として”有効かどうか
確実性を持って言えないところがあります。
この、相場でもサヤ取りで「利益をあげられた!」という方がいましたら、
是非、私に教えてくれると嬉しいです。(損失が出たでも結構です)
今の状況で、「サヤ取り」という手法が、どんな風に影響しているのか
分析をしてみたいと思います。
(ある程度、数が集まったら、メルマガでもお知らせしたいと思います)
さて、今日は勇猛果敢に新しいポジションを開始しました。
今年にはいってから、個人的に試験運用していたのですが、、
この状況だからこそ、公開すべきポジションと思い、公開ペアとしたいと思います。
銀行業業績連動型(1615)は、ETFと呼ばれるデリバティブ商品です。
このような相場でも、サヤ取りを実践できる、
極めて安定した組み合わせではないかと考えています。
(通常の相場では、極めて勝率の高い方法ですが、この相場では未知数です)
相関係数は、0.972と極めて高い相関性を持っています。
私自身、この相場でも「サヤ取り」が有効であることを証明するために
今回は、このペアで取り組んで見たいと思います。
是非、お楽しみに~
ポジション
売り: 東京三菱UFJ(8306)
買い: 銀行業業績連動型(1615)
現在の利益率: -1.15%
持ち越し日数: 1日目
2008年10月8日 | コメント
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