サヤ取りブログ

欧州圏経済成長の鈍化

今日は妻の誕生日だったので
少し早く帰宅して、家族で誕生日パーティでした。

平日のお誕生日だと、お祝いできる時間も限られますが
貴重な時間を過ごすことができました。

そんなわけで、メルマガの書き始めが遅くなりましたが
今日の相場を振り返っていきたいと思います。

■■　アメリカ市況の様子　■■

10日のアメリカ市場は続伸しています。

アルコアの決算発表を受けて
原材料関連の株が高く推移しています。
また、銀行系の戻りも良かったようです。

ダウ平均の終値は、69ドル高の12,462ドルと
2日続けての上昇となりましたが
こじんまりとした動きに留まっています。

欧州不安がなくなったわけではなく
今週の国債入札の応札が注目されているのが
イタリアとスペインです。

イタリアとスペインは、フィッチレーティングスが
格下げする可能性があるとの見方を示しており
状況によっては、また混乱が起こる可能性があります。

まあ、だいぶこの状況にも慣れてきた感じがしますが。

■■　日本市況の様子　■■

11日の日本市場は、前日のアメリカ上昇を受けて
堅調な相場展開となりました。

日経平均株価の終値は、25円高の8,447円と
上昇はしたものの、盛り上がりには欠ける展開です。

アメリカは比較的好調な経済指標が続いており
かなりプラスに振れる要素が出てきましたが
欧州債務問題が足を引っ張っていて
なかなか身動きが取りにくくなっています。

今週金曜日は、1月限月のSQを迎えますので
益々動きにくい相場になってきています。

為替相場は、ユーロドルで、97円台を付けて
ユーロ売りの展開が続いています。
若干動きは落ち着いて来てはいますが
それでも底値が見えないので、どこまで下げるでしょうか。

■■　今日のピックアップ　■■

今日のピックアップですが
欧州圏の各国の様子を取り上げてみたいと思います。

財務状態が健全なドイツですが
2011年の国内総生産(GDP)が発表されています。
GDPの伸び率は3.0%と、前年の3.7%から鈍化しています。

いくら財務が健全とはいっても
周辺のユーロ国との貿易が減少しており
景気の鈍化は避けられそうにありません。

スペインでは、国債の発行額を26%削減することとし
債務削減に向けての具体案を出してきています。

債務削減することは、国内経済への循環を減らし
経済成長を鈍化させることになります。

これまで、各国が国債を積極的に発行して
成長を先取りする形でやってきたツケが
今年は大きく見直しされる年になりそうです。

日本も、ひとの事を言っていられる状況ではないですが
欧州各国の対応や状況を見ながら
ここから学びを得てもらって、早めの対応をしてもらいです。

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■■　公開サヤ取りペア　■■

[1/5 寄り仕掛け] 4営業日目

保有銘柄買値現在値損益率
売 5214 日電硝 777 752 3.22%
買 8750 第一生命 77,700 75,300 -3.09%
利益率 0.13%

今日は、少しばかりサヤが拡大してきています。
日電硝の伸びが、少しばかり良かったようです。

サヤの動き方としては
このサヤ高値のレンジから抜け出せるか
もう少し様子を見ていく必要がありそうです。

[1/6 寄り仕掛け] 3営業日目

保有銘柄買値現在値損益率
売 7762 シチズンＨＤ 448 462 -3.13%
買 2501 サッポロＨＤ 291 283 -2.75%
利益率 -5.87%

3営業日目にして、5%のラインを超えてきてしまいました。
仕掛けのタイミングが早かったのでしょうかね。
一度、切っていきたいと思います。

組合せ的には、次のタイミングを狙ってみたいところです。

[1/11寄り仕掛け] 1営業日目

保有銘柄買値現在値損益率
売 2503 キリンＨＤ 930 940 -1.08%
買 4543 テルモ 3,530 3,535 0.14%
利益率 -0.93%

これで、3ペア目になります。
今回のペアも周期的な動きからピックアップして
かなりレンジも狭いペアになっています。